過去編 到来!プチ反抗期 ページ44
・・・
どうしよう??過去編クソ長ぇ…、時々本編入れようかな
「はぁ?Aが反抗期になっただぁ?」
「そうなんよ!!もうロマーノ聞いてや!!
あれはゴミを見る目やねん!!」
そう言ってロマーノに縋り付くのはスペイン。
最初と比べて性格に感情が出てきたことを逆手に取ったのか、最近では誰に対しても当たりが強くなってきていた。
「しまいには、もう自分は大人だって怒っとんねん!!」
いやまだあいつ14歳ぐらいだろ、(植民地時代)
と思わずツッコミたくなったが
どうにもこうにも反抗的な態度をとるらしい。
「…、いっそアイツを大人にしちまえば良いんじゃねえか」
「そらどういう、」
「つまりだな…」
ロマーノのとある提案を聞いて、スペインはニコリと
不敵に微笑んだ。
ーーー
『…
またかよ、サボりやがってロマーノめ…』
一方、Aはどこかへふらっと出かけたロマーノに
文句を言いながら、
自分の話をされているとは露知らずに掃除をしていた。
その時、ガチャリと部屋のドアが開いた。
中を覗くと、そこにいたのは先程出ていったロマーノ。
+親分。
『うげ』
「うげってなんやねん!!」
ひどいっ!、と泣き真似をしたスペインにイラッときて、
思わずげしげし足を蹴る。
『というかお前さっきまでどこ行ってた?!』
「あー…、
…軽くシエスタしてたんだよコノヤロー!」
『今の間何だよ!!あともう6時だけど!?』
「うるせー!細かいことばっか気にしてんじゃねー!!」
『なんだとこのトマト野郎!!』
「やんのか!!?」
ギャーギャーワーワー、いつもの喧嘩が始まったところで
陽気にニコニコ笑うスペインが爆弾発言を投下する。
「あ、言い忘れとったけど
A今日の夜空けといてな」
『???
なんでだよ馬鹿スペイン』
疑問に思ったAが首を傾げそう問うと、
スペインがこちらを振り向き嬉々として答える。
「 ナ・イ・ショ や!!」
ロマーノがその時一瞬だけ、
ほんの一瞬だけ
心配そうな顔でこっちを見ていた気がした。
ーー
『で、何処だよここ』
夜、約束通りスペインに会うと、ネオンの看板が
チカチカ光る裏道…ではなく、こじんまりとした道のドアの前に来た。
「まあ、俗に言う"バー"やな」
69人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
うさぎ丸(プロフ) - 親分推しにはたまらん回 (2022年7月17日 8時) (レス) @page38 id: 330c134a9f (このIDを非表示/違反報告)
トレーダ - 絵上手いですね!絵が上手い人って憧れます! (2022年7月12日 0時) (レス) @page23 id: 36f3d357e5 (このIDを非表示/違反報告)
RYP!(プロフ) - うさぎ丸さん» ありがとうございます!!後でもう一度書き加えるかもです (2022年7月10日 22時) (レス) @page22 id: 4d2d529cd2 (このIDを非表示/違反報告)
うさぎ丸(プロフ) - 絵可愛い......しゅき............ (2022年7月10日 21時) (レス) @page22 id: 330c134a9f (このIDを非表示/違反報告)
トレーダ - 今日の更新最高! (2022年7月9日 13時) (レス) @page16 id: 36f3d357e5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:RYP! | 作成日時:2022年7月2日 16時