【APH】〈超緊急！〉同盟組む時の誘い文句 (ページ4)

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第37話アメリカ式ゲーム＋‪with日本ページ4

×××

｢…で、今日は何しに来たんですか？｣

そう言うのはここの家の主、日本だ。
アメリカさんと私に微笑みかけて問う顔がなんとも美しい。

日本の家へ久しぶりに遊びにやってきた所、そこへとたまたま鉢合わせたのはアメリカさんだった。

正直なところを言うと苦手だけど。

｢いいかい日本、A。今日はちょっとミステリアスで
面白いものを持ってきたんだ！！｣

『いいか日本。彼の面白いは確実に
信じちゃダメだマジで』

｢Aはつれないなぁ…まあいいだろう！！

その名もターニングテーブル！！
どんな質問にも答えてくれる優れものさ！！！｣

私の必死な制止をものともせずにHAHAHAなんてアメリカンスタイルな笑いをする彼。

そこに悪意がないのがThe邪道オブ邪道なんだな、と改めて実感した。

｢それは…、西洋の盆踊りみたいなものですか…？｣

｢このテーブルの上に手を置いて質問すると、
手が勝手にイエスは1回、

ノーは2回動いて占ってくれるんだ！！｣

『違うよ日本

西洋の"コックリサン"ってやつの前身』

｢ああ…死霊の方でしたか…｣

完全に据わった目をした日本とろくでもない物持ってきたなって顔の自分。

2人の思考が一致した時だった。

ーーー

｢しかし、それで本当に占えるのでしょうか…？｣

｢まあ、見ていてくれよ！！｣

(こっそり自然に動かして、日本を驚かせて見るんだぞ！)

『…、』

どうせアメリカの事だから、純粋で天然な日本を驚かそうとか考えてるんだろうな…、なんて無粋なことを思った。

｢それじゃあまずはA！
試しに、なにか占いたいことはあるかい？｣

『うーん…今後イギリスに会う可能性…』

｢OK！占ってみよう！

Aは今後イギリスに会うか？…

…きた、！来たぞっ！！ほら来た今来た！！
look this！！！｣

すると、テーブルが1回がたっと動いた。

｢こ、これは…"はい"と言うことですか？｣

｢そのようだな！HAHAHA！！｣

『…』

ガクリ、絶望的な表情を浮かべ、その場にへたり込んだA。反対に日本は目をキラキラ輝かせて少し上ずった声で言った。

｢凄い…！こんな簡単に占えるなんて…！！｣

｢さあ、日本は何を聞くんだい？
なんでもOKだぞ！！

悩みとか、好きな子とかさ！！｣