【APH】〈超緊急！〉同盟組む時の誘い文句

番外編 ｗ学園 カンニングマン ページ29

×××
ごめん感動系闇は書くの疲れるから休ませて…、











｢おいフランス！今回のテストの成績はどういうことだ！！｣




｢なんだよドイツー、問題でもあんのかよ、｣




あまり見ないメンツの言い争いに
眉をひそめたセーシェルが、近くにいたAを連れて
傍へやってきた。








『、！？！？(なぜ俺まで！！？)』




信じられない、というものを見るかのような目でセーシェルへと視線を移すと。



｢(すいません、ひとりじゃ心細いもんで、)｣






チラリ、とバツが悪そうに視線を逸らしたセーシェル。
確信犯。










｢どうしたんですか？｣




｢張り出されたテスト結果を見てみろ！！｣







『フランスが…、』




｢トップクラスですね…、｣



テスト結果の紙へと目を向けると、いつものフランスの順位ではありえない位のランキングになっていた。
(ちなみにAは常に学年1位)


｢こいつの普段の成績じゃ取れる順位じゃないからな、
不正を野放しにはできん。｣










｢あー！、もしかして…俺のカンニングを疑ってんの？






『案外ありそう』




Aちゃんまで！？

してないしてない…この順位は俺の

実・力♡

セーシェルちゃんは信じてくれるよね？、｣





溜めて言ったのを理解できないAが引いた顔をする横で、セーシェルは考えこんだ末、答えた。





｢ドイツさん…疑わしいのは分かるけど、

ちゃんと調べてからの方がいいんじゃ…？｣







｢ふむ、確かにそうだな。セーシェルの言う通りだ｣



｢だからー、何にもタネはないって！｣







未だにカンニングの疑いを考えているドイツと、
その横でぶーぶー文句を垂れる張本人・フランス。




セーシェルちゃん、可愛らしいけど結構大胆なんだよな…、
どこぞのお姉様方を思い出して武者震いした。
(ハンガリーやらベルギー等)



『…』


｢？
Aさん、さっきよりも顔青くないですか？｣



『気のせい…』





ーー





｢おーい！フランスー！！！｣




先程の4人でフランスの悪事を暴こう(悪事なんてない)
としていると、遠くからの大声に皆が気付いた。



















｢げっ、アメリカ…｣


声の主は声量もアメリカンサイズの国こと、
アメリカだった。
すると、さっきとは一変して露骨に嫌がるフランス。





｢俺の言った”ヤマ”

ドンピシャだっただろ？感謝しろよなー！！｣




『ヤマ？』



｢ほう…｣



少しずつ歯車が噛み合ってきた。

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