【APH】〈超緊急！〉同盟組む時の誘い文句 (ページ19)

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番外編所詮はどこもブラックページ19

･･･

｢全くお前ら、喧嘩する前にしなきゃいけないことが
たくさんあんだろ？

＿そのダッセェ服、どうにかするとかさ。｣

フランスの上半身を青々しく、
下半身は真っ赤な服装に緑の軍服、
茶色の軍服を着たイギリス、アメリカは声を揃えて言った。

｢｢お前/テメェが!!

派手すぎるんだぞ/だよーー!!!｣｣

｢あらどうも｣

全く響いていない様子。

ーーー

｢テメェ、イタリア二号機の癖に偉そうにすんな！｣

｢ｯぐ、…昔の話だろ！？｣

今一瞬だけ、フランスの頭上に"弱い"って出た気がしたが、
きっと気の所為だろう。

アメリカ、フランス、イギリスの討論の中で、
ロシアはもう完全に興味が失せていているが、Aは
なんなら空気になってきた。

体がそろそろ"帰りたいモード"に切り替わってきたころ。
誰かしら来やしないか、と密かに願っていた。

｢你今天怎么样?(調子はどうアルか?)

…ってまたイギリスとフランスとアメリカが喧嘩してる
アル…、

ほんとに房州の奴らは喧嘩好きで嫌アルよ。｣

『…やっと来た…』

Aの目に光が蘇った瞬間である。

｢我なら、こんな議題1秒で終わらせられるアル｣

『…！』

今までの泥みたいな空気感が一変した事で
Aは中国に心から感謝した。

が、Aとロシア除く元凶達はなんだか不服そう。

｢さぁ、今日の仕事も終わったし、みんな帰るヨロシ｣

『…！！』

Aはここのリーダーに中国を
推薦しようと決めた。

｢あーてめ！！！何勝手に最重要部分決めてんだ！！｣

フランスにヘッドロックをかましたイギリスが怒鳴る。

｢没问题!(問題ないアル!)

＿ｩあ"ｯ｣

『ｧい"ｯ、!』

バシン、とアメリカのチョップが炸裂。
Aにも飛び火が来た。

｢なんで連合軍ってこんな奴らばっかなんだ…？｣

『…ぅあ、』

ジンジンと痛む頭を涙目になりながら摩り思う。
こんな奴らって＿お前らの事だよ、と。

ーーー

｢あのさ〜…ちょっと落ち着いて作戦立て直さないか？？｣

｢尺だけどそうだな｣

黒板にデカデカと書かれた"ちょっと落ち着こう"と
言う文字を見たところで、そう言ったフランス。

イギリスも皮肉ながら同調した。

｢俺の案、駄目なのかい？｣

｢駄目以前の問題だよ…。｣

すると、イギリスが黒板に何やら書き出し始めた。

ーー