番外編 妖怪文化と眉毛 ページ14
×××
※カナダさん用にと書いていた話が消えて作者の精神が
崩壊してます。息抜きに、としてください…。
「あ、Aさん。どうも」
『…久しぶり』
私にいつものように優しく微笑むこちらは日本。
あれから色々あって最近は遊びに行けていなかったので、
上司に休暇を貰い、遊びに来ることに。
「あ、…ところで、その…申し訳ないのですが、
だんだん言葉を詰まらせ、バツの悪い顔をする日本。
絶対に嫌な予感がする。
…他の客人との予定が被っていまして、」
なんだ、日本が申し訳なさそうにこっちを見なかったのは
そのせいか。
ひとまず、重大ではないことにほっとした。
『…、あ、あぁー…、それくらいは…、だ、大丈___
「おー、日本。久しぶりだなぁー」
うしろ、…
私の後ろから、声がした。
き、気のせいだ、
「?それにお前、Aじゃねぇか」
_ばないばない、全然だいじょばない…!』
_後ろからイギリスの声がするのなんて、気の所為だ、
「…、つまりそういうことです。Aさん」
日本が死んだ目でサムズアップした。
なんつー奴だ。私の世界一嫌いな人を知っている癖に。
ーーー
「…なあ、日本。あの変なやつが気になるんだが、」
そういう眉毛が親指をクイッとさせた方角には
小さな小屋(?)のようなものが崖っぷちについている。
崖っぷちで察した人も多いと思うが、
今、私たちは山へ来ているのだ。
そんな自分は常に日本の背後をキープ。ほんとにやってて虚しくなってくる。しかし、イギリスと隣なんて死んでも嫌だ。
「あ、あれは天狗の腰掛けですよ、。」
『テングって鼻の長ーいやつ?』
「ええ。
_昔、天狗という妖怪が出て人々を困らせたそうですよ。」
「わ、悪いやつなのか、」
『どっかの眉毛みたいに』
ボソッと呟いただけなのに
めっちゃこっちを見てきたから全力で逸らした。
お兄さん直伝の煽り方学んどいてよかった…、
「山神でもあるので、一概に天狗が悪だとは言えな…」
「へぇ〜
”アイツ”天狗っていうのか、あ、手振ってら」
「…」
『…、』
イギリスを日本とじっと見つめた。
絶対に頭逝ってるだろ…、怖い…、日本も同様に思ったのか、真っ青な顔をしていた。
ーー
『怖い帰りたい』
「心中お察しします…、」
単純にお互いが苦手。
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うさぎ丸(プロフ) - 親分推しにはたまらん回 (2022年7月17日 8時) (レス) @page38 id: 330c134a9f (このIDを非表示/違反報告)
トレーダ - 絵上手いですね!絵が上手い人って憧れます! (2022年7月12日 0時) (レス) @page23 id: 36f3d357e5 (このIDを非表示/違反報告)
RYP!(プロフ) - うさぎ丸さん» ありがとうございます!!後でもう一度書き加えるかもです (2022年7月10日 22時) (レス) @page22 id: 4d2d529cd2 (このIDを非表示/違反報告)
うさぎ丸(プロフ) - 絵可愛い......しゅき............ (2022年7月10日 21時) (レス) @page22 id: 330c134a9f (このIDを非表示/違反報告)
トレーダ - 今日の更新最高! (2022年7月9日 13時) (レス) @page16 id: 36f3d357e5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:RYP! | 作成日時:2022年7月2日 16時