はたらけ細胞！！【はたらく細胞】

特別編 Part7 風邪症候群 ページ19

× × ×









「ごめんよ、コピーィィィ…無事でよかったあ”あ””あ”」



泣き叫ぶ一般細胞の周りには、免疫系の細胞がずらっと、並んでいた。
もちろん、Aもいた。






「ったく、世話かけやがって…ドアホが!!!



てめぇもウイルスに感染してたら、ぶっ殺してたところだからな！！！！命拾いしたな！ケッ！」










「これからはウイルスのことも、細胞のことも…ちゃんと勉強するんだ。





あと、みんなを困らせるようなことはするんじゃない！」





『正直あれ(白血球のイタズラのやつ)は記憶消してもっかい見た＿






「あらあら、Aちゃんも困ったものね〜。」











…まじでもう二度とすんなよ！？相棒だって他のみんなだって困るんだからなッ！！！！』





突然大量の冷や汗を流しながら態度を急変したAに免疫系(マクロファージ抜)は呆れるのだった。










「…はーい…。ごめんなさい…」






一般細胞くんも、
反省したようで何よりである。



ーーーー






後日…








「そこだァーっ！！！」




「仕留めろォ”！！！」




「あぁコレズル！ズルだよ！！！」







みんなで集まってとあることをしている。
さて、俺たちは今、何をしているのだろうか＿




ピーッ!!!!









「やったああああ！！！」





「上手いぞ！！！」











･･･




シャトルの弾く音と歓声の数々、＿そう。羽付きである。




「ぅん?何やってんだお前ら!!!」





と、そこに喝を入れるように入ってきたのはキラーT細胞。基本はここ、リンパ管の内部に
いる細胞である。




「班長ー！！！」



「暇だったんで、つい…」





「あ、良かったら一緒に遊びませんか〜！？」




少し機嫌が悪いキラーT細胞を宥めるかのように、一般細胞は遊びへと誘うことにした。




「なっ、なぬっ…!」




『満更でもないような…』





Aは先程言ったように、満更でもない反応を見せる
キラーT細胞にちょっとだけ引いている様子。






「あの…僕らご近所だし仲良くやれるならと思って…その…、」





「ばっ、馬鹿野郎!!!俺たちは殺し屋だぞ!!!馴れ合いなんぞするか!!殺す側、お前は殺される側!!節度を持ってだ_」




「はいはい、もうそれ100万回聞きましたって班長」


「硬いこと言わずに〜！」



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