第6話 Part10 赤芽球と骨髄球 ページ11
･･･
それよりも、いつもはサボりで仕事をしていなかったが、今回は訳が違うことをAは考えた。
これ以上、この案件は絶対に関わらない方が良いと、本能が忠告している。
『…悪い、1146。今回の案件だけど、俺は出＿「おい！行くぞちびっこ！！！」
キ、キラーT氏…』
嘘だと言ってくれ。今にもぶっ倒れる寸前なんだぞ。
ーーーー
来てしまった。
廃墟と化したような無人の
「細胞が住んでるはずなのに＿」
細胞組織は辺りが閑散として、無人街と変わり果てていた。
これもさっきのウイルスのせいなのだろうか…？
「気配がしないな」
「へっ...どうせ見えないところに、さっきのウイルスの仲間が隠れてるんだろうぜ」
『やっぱ俺帰＿「行くぞ！！」
それより格段に俺の体調が悪化しているのがわかる。
いつもよりなんだか肌も青白くなっている、というか血の気が引いている感じがするし、
寒気が止まらない上に、しまいには手が少し痙攣している。
というか姉貴はチラチラ俺の方見て気にかけてくれるし、多分よっぽどなんだと思う。
というか姉貴以外誰も気づいてくれない。うぅ、早くこの悪寒消えろ〜。
･･･
「誰もいない…」
「ただ事じゃねぇな」
『そりゃそうだろうな』
「とりあえず本部に連絡して、4人で偵察するか」
「4人!?ぜってぇヤダね!!!」
「じゃあ2体3ね。A、あんたはそっち行きな、案内役だけ貰うわ。」
「あぁどうぞ？！一匹狼が迷子になっちゃかっこ悪いもんな！」
『絶対どうぞしちゃダメなところだって今のは』
「け、喧嘩するなってば…」
ーーーー
「喧嘩じゃねぇ！拒絶反応を起こしたんだよ！！！
こんなのと一緒なんかじゃ集中して仕事なんか出来ねぇよ！！！！」
「あ〜、良かった〜！これでバカのお守りから開放される！」
おほほほと高笑いを広げる姉貴にムキになるキラーT氏。それに慌てる相棒と、
色々カオスになっていた。＋αで俺も体調不良だが。
「おい！私情で状況を不利にするな！戻るんだ！」
『えそれ俺にもブーメラン食らうんだけど。その言い方やめて…』
「あいつと一緒に行動するって方がよっぽど不利になるってもんよ。相性ってやつがあんだよ、相性が！！」
ーー
今日は更新遅め。
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RYP！(プロフ) - 本当に筆折れたりしがちな作者の尻を引っぱたいてくれてありがとうございます!!そんなに楽しみにしていただけたなんて…。練ってはいるんですけどね、…筆が!!…｢コイツどーせ面倒くさくなってんだな｣って思ってやって下さい( ߹꒳߹ ) (12月25日 23時) (
レス) @page35 id: 4d2d529cd2 (このIDを非表示/違反報告)
なお(プロフ) - わっ…‼︎凄く嬉しいです...‼︎‼︎コメントした時点でもう更新ないかな、と思っていたのでまさかのサプライズ的で本当にもうサンタさんありがとうー！！！って感じでもう本当に嬉しいです😭💕 (12月24日 6時) (レス) @page35 id: edc1be7ede (このIDを非表示/違反報告)
なお(プロフ) - 黄色ブドウ球菌の更新楽しみにお待ちしております!!! (2023年4月23日 9時) (レス) @page35 id: a43bf613b6 (このIDを非表示/違反報告)
凩(プロフ) - ヒ……APHの方から来たんですけどめっちゃ好きです…。 テスト勉強大変そうですが、負けずに頑張ってください…好きです……………… (2023年2月19日 22時) (レス) id: 6676e97410 (このIDを非表示/違反報告)
しょう - めっちゃ好みでした！続き楽しみです！テスト頑張ってください！ (2022年6月20日 23時) (レス) @page22 id: b8eda32ef2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：RYP！ | 作成日時：2022年5月21日 21時
