愛してるよ、この世で1番 (ページ20)

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おにぃちゃぁぁぁぁぁん！ページ20

A視点

『ハァハァハァハァ』

駅から突っ走ってお兄ちゃんの所まで行ってる
歩いていいよって言われたけど、歩くわけないじゃん！

あ、あの赤い髪。黒い服。高い身長！まさか！

『と、ともにい！』

と「え！あ！A！ちょっと！歩いてきていいって言ったでしょ！駅からはここ遠いのに…」

『ごめんさない…でもともにいに会いたかったから…』

と「もぉ～！可愛い妹だなぁぎゅー！」

『ちょ！苦しいよ…』

ともにいに会えたぁ
やったぁ
あ、そうだ、ともにい知ってるかな？

『ねーねーともにい？』

と「んー？どうしたの？」

『前住んでた家あるでしょ？その隣にさ、私と同い年の、"天野絵斗"って知ってる？』

と「あ！ぺんちゃんじゃん！知ってるよー！」

うえ！？な、なんで！？

と「昔よく遊んでたんだぁでもAと離れた時に会えなくなっちゃったけど、あと、らっだぁって知ってる？」

『あ、青崎さん？』

と「そうそう！みどりくんとか、きょーさんとかも？」

『緑川さん硫黄さん？』

と「そうそう！いやー覚えてくれて嬉しいなぁ
、みんな俺の友達だよー！」

『え"』

みんな？じゃあ結構ともにいの友達と知り合いなんじゃ…

と「ま！こんな道端で喋るのも変だし、どっか行く？」

『それなら！私の働いてる鳥かごがいいよ！』

と「え、働いてるとこ行っ…あ、そっか、俺の事把握してるのか」

『そうそう！だからいっていいよ！』

と「じゃあ行こっか」

やったー！
ともにいとお話できるー！