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俺の部屋から聞こえてきた大ちゃんのの声。

怖い夢、か…大ちゃんは昔から何かを隠してるって感じはあった。その時は全然気にしてなかったけど、最近思い返すとあれ？って思うことがいくつかあった。

昔の夢、最近おかしかったのはそのせいか

何があったかはわからないけど。

ごめんと謝る大ちゃんに、光くんは優しい声で

「あのね、大ちゃん。大ちゃんは俺らが風邪ひいたら支えてくれるでしょう？それと同じ。俺らもだいちゃんが辛いならそばで支えてあげたいって思うの。

迷惑だとか、そんなの考えなくていい。」って言った。

「そうだよ、大ちゃん。」

ar「ゃまだ、」

「俺が前に風邪ひいた時、だいちゃんは嫌な顔一つせずに看病してくれたじゃない、それは迷惑だった？」

ふるふる、と首を振る大ちゃん。

「そうでしょ？それと同じだよ」

優しく、丁寧に思っていることを伝える。

そして泣きそうな大ちゃんの頭をゆっくり撫でる。

hk「いくら俺たちだって、一人の人間。体調くらい崩すことあるよ。大ちゃんが大切で、大好きだから心配するんだよ、だからもしなんかあったら相談して欲しいな」

ar「ぅ、ん、ｸﾞｽｯ」

「あぁもう泣かないの～笑またお熱上がっちゃうよ？ご飯食べる？」

ar「っん、ｸﾞｽｯ」

そのあと大ちゃんは俺の作ったおかゆを半分くらい食べて、薬を飲んで泣き疲れたのか眠ってしまった。

すやすやと気持ちよく寝ているだいちゃん。

「夢、か。

だいちゃんは何を抱えているの…？」

そう呟く俺の声は君には届かない