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「おはよー」

そう言って楽屋に入ってきただいちゃんとひかる。

いつもの定位置に座ってスマホをいじり出す。

俺とだいちゃんとひかるはJUMPで撮影の前に仕事があってみんなより少し早く楽屋入り。

相変わらずくりくりおめめの下にはクマが。

ふわ、とひとつ大きな欠伸をして目をこすった…ところでパチッと目が合う。

ar「なーに、いのちゃん。そんな見ないでよ笑」

そう言いながらふふっと笑う

「しょーがないよ、だいちゃんが可愛いのが悪い」

ええー？どこかだよ笑なんて言いながらまた画面に視線を戻す。

…自分の可愛さ自覚して。

なんて口が裂けても言えないけど()

どこがって…まずそのくりくりおめめでしょ？華奢な体に似合わない男らしい腕、パーマかけて少しくるくるしてる黒髪につやつやぷっくりしてる唇、ほんのり赤いほっぺ、全てにおいて可愛いんだよだいちゃんは!!

ってほんのり赤いほっぺ…？ってもしかして…

俺は席を立ってだいちゃんに近づき、おでこを触る。

じんわりと大ちゃんのおでこから俺の手のひらに熱が伝わってくる。

「ひかるー、だいちゃん熱ー。」

ar「へ、」

ぽかーんとした顔しないでよ、自覚症状ないのかなこの子…

hk「はい、これではかって？なんか頭痛いとかある？」

自分のカバンから出したであろう体温計をだいちゃんに差し出すひかる。

ar「…ぁ、そういえば少し頭痛いし寒い…」

ピピッ、となった体温計をひかると2人で覗き込む。

「はい、だいちゃん寝ようか、まだ時間あるし」

hk「ちょっと俺医務室行って冷えピタとか貰ってくるわ」

そう言って光は楽屋を足早に出ていった。

ar「ごめ「はいはいそーゆーのいいから病人は寝た寝た!!」…うん、」

申し訳なさそうな表情をして、目を閉じる。

頭を撫でてたら、規則正しい寝息が聞こえてきた。

「最近、寝れてなかったのかな…(ﾎﾞｿｯ)」