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A「ハアハアハアハアハアハアなんで…なんで?!」
A「ママ!美鈴!パパ!なんで起きないの?私のお誕生日会するよね…?」グス
母・父・美「ヴァウヴヴヴヴ」
A「え…?ど、どうしたの?」
家族「ヴァウヴ!!」バッ
一瞬だった…母父妹が私に飛びかかって来た
本能か何かは知らない とにかく自分の命を守らなければいけないと思った
私は煌びやかに飾られた部屋の中にある唯一の武器斧を手に持って家族に振りかざした
こんなことになるはずじゃなかった
家族は鬼になってしまったのだ
幼い私はまだ鬼とは知らないが頭が真っ白になって無我夢中で家族に斧を振った
いや、元々みんなは死んでいた…そう思う他なかった
美「お姉ちゃん…た…助けて」グス
A「ハッ美鈴ッ、ごめッなさッ、、私なんてことをッッ!!」
母「A…私たちを殺した人は赤い眼で黒髪で20代前半に見える男だわ…」
A「ママ、パパ、美鈴、私があの時家から出たから…ごめんなさいごめんなさいごめんなさい」
母「いいのよ…誰もAを責めたりやしないわ…私たちはもう死ぬあの男に殺されて死ぬだからねAが責任を感じちゃダメ私たちの分まで生きて…
愛してる…」
A「ッ!やだやだいかないで1人にしないで…」
ガチャ
親戚「Aちゃーん!お誕生日おめでとーう!」
親戚「…え?…ばっ化け物だ!!」
血塗れの私を親戚はみんなこう呼んだ
化け物 人殺し 遺産目当て と…
無理もない私の家はお金持ちと言ったところ
そしてそこには斧を持って血塗れになってる私と家族がいるのだから
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作者名:限界オタク | 作成日時:2020年11月9日 19時