第2話【ヤンキーみたいな人。】 ページ3
『うわあ〜、大きいねえ〜』
雄英高校に着いて、建物を見上げる。
やっぱり雄英高校は大きい。流石。
2人で建物の中に入って行く。
『わっ…』
すると、後から誰かが来て、
ぶつかってしまった。
ツンツン髪のヤンキーみたいな人。
目つき悪い。怖い。
『あ、ごめんなさい〜』
？｢ああ！？気をつけろや！｣
『はあい〜』
すぐに彼は行ってしまった。
にこにこして彼に手を振る。
轟｢大丈夫だったか｣
『ん？あ〜、うん〜行こっかあ〜』
轟くんとまた手を繋いで歩いていった。
大きな扉を開いて教室に入る。
クラスは2人とも1-A。
芦｢あたし、芦戸三奈！よろしくね！｣
耳｢私は耳郎響香。えっと…｣
『私、乙音A〜、よろしく〜』
芦｢よろしくー！｣
他のみんなとも少し話して、とりあえず名前は覚えたと思う。
席は前に尾白くん、右が三奈ちゃん、左が響香ちゃん、後ろが上鳴くん。
しょーとくんとはだいぶ離れちゃった。
そういえば、さっきの彼も同じクラスだったみたい。
彼とだけは話せていないけど。
仲良くなれればいいなあ〜
先生は相澤先生だっけ、無気力そうな人だった。
麗｢Aちゃん！次、ヒーロー基礎学だよ！着替えに行こー！｣
『うん〜、お茶子ちゃんと一緒に行くう〜』
八｢わっ、
『じゃあ〜、みんなで行こぉ〜』
私のヒーローコスチュームは紫色のブラウス(?)で袖のところがふわっとしてるやつで、
黒いベストみたいなのをその上から着て、赤いリボンをつける。
スカートは黒地に白のフリル。
白いフリル付きのハイソックスと、
黒のローファー。
ちなみにブラウスとベストは短いからへそが出る。
蛙｢Aちゃんのコスチューム、可愛いわね、ケロ｣
『ありがとう〜梅雨ちゃん〜、梅雨ちゃんのもかわいいよぉ〜』
蛙｢ありがとう、そう言ってもらえると嬉しいわ｣
みんな着替え終わって外に出る。
男子も着替えたみたいで、
やっぱりさっきまでとは違って見える。
『しょーとくん〜』
しょーとくんに手を振って駆け寄る。
しょーとくんも気づいて来てくれた。
『わ〜、しょーとくん、かっこいいねえ〜』
轟｢いや、そんな事ないと思うが…Aに言われると嬉しいな｣
しょーとくんが微笑んで頭を撫でてくれる。
普段は基本無表情だけど、
こういう時に見せてくれるこういう笑顔はきゅんとする。
轟｢Aも可愛い｣
『そ、そ〜かな〜…あ、ありがとう〜』
私は顔を真っ赤にして笑った。
第3話【私がヒーローを嫌う理由。】→←第1話【いつもの朝。君と。】
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真白 - つづき、気になるです..... (2023年1月8日 19時) (
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作者名：とったふぉるた | 作成日時：2018年4月20日 23時
