すいーとべりー

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Aちゃんに対する


俺の第一印象は






勘違い女





っていう

ただただ悲しいものだった







_____一ヶ月前






A「今日からお世話になりますっ！」









そう元気な声で

でも照れくさそうに

俺達の前でご丁寧に挨拶をしてくれた






隼「おっかわいい。

いいねぇむっちゃタイプ」





涼太「こらこら。やめなさい」






とまぁ

ジェネの皆からも

しょっぱな圧倒的な支持を受けていたので






A「えへへ。

メイク頑張ってよかったです」





((……あ。いい子やん/////))







すぐに皆ともとけ込むことになった







亜嵐「おれ知ってる？」



A「はい！白浜さんですよね

ひるなか観ましたよっ」




亜嵐「あははっありがと」









_____なんかすげぇ従順ぽいな








ぶっちゃけそこまで

興味もなかった俺は




まぁ浅く付き合ってこ



ってなまで思ってた







というのも






隼「あっ今日も誘われてましたね

亜嵐くん」




亜嵐「そーなんだよね

まぁ断っとこ」








毎日のようにくる

コンパへのお誘い




知り合いの女の子は

いつも俺の顔目当て

皆軽いノリで近づく子ばっか







俺も、もう

愛だの好きだの

そんなのに諦めちゃっててさ








学生時代から

女にはすごくだらしなかったんだよね








あ。今はすっぱりきってるよ？



やっぱファンも裏切れないし

ダンサーとしてこれからも活躍したいし




まぁだから

自意識過剰だけど

言い寄られないようにしないと

って警戒心もあってさ








……ほんとつまんねぇ男だなぁ




って時々

いや毎日思ってんだけどね





でも最近やけに考えるようになって







俺の人生どーなんだろうって



もちろん結婚もしたい

子供だってほしい



授業参観にだって行きたいし

自分のライブだって連れてってやりたい









_____俺にはむりだろうけど







まぁ

というわけで




極力関わらないようにしてた

……んだけどね

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