･ ページ8
雷火side
ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ
ん？こんな時間に誰だ？
ｶﾞﾁｬｯ
扉を開けるとそこには千代がいた。
雷火「おー、千代じゃん、どーした…」
千代にどーしたのかと訪ねようとすると後ろからﾋｮｺｯとAちゃんが顔を出した。
千代「Aが話があるって」
え、俺に話？もしかしてもう二度と近寄るなとかそーゆーやつ？
もしそーだったらやだな…
Aちゃんはヴァンプが苦手ということなのでビックリさせないように恐る恐るきいてみる。
雷火「えっと、俺なんかしたっけ？」
貴方「えっと…あの…」
千代、help。そー視線で訴えるも
千代「(睨)」
千代ちゃん怖い(・ω＜) ✩
雷火「大丈夫？」
目の前でなにか言おうとしてるAちゃんに声をかける。
貴方「その、さっきは助けて下さりありがとうございました！あ、あと、逃げたりしてごめんなさぃ」ﾍﾟｺﾘ
雷火「なんだ、そんなことでわざわざ？こっちこそ怖がらせてごめんな」
ひとまず嫌われてる訳では無いので一安心。
雷火「怪我は大丈夫？もう襲われんなよ」
といって頭を撫でるとビクッと跳ね上がるAちゃんの肩…。
あ、やっべ、ヴァンプ怖いってことは触ったらダメじゃん
慌てて手を離す
雷火「ご、ごめん！完全に無意識だった！嫌だったよな…」
千代「大丈夫？A」
俯いたままのAちゃん。
まじでこれわ嫌われたかも…
そー思っているとAちゃんが顔を上げる。
潤んだ瞳と目があい心臓がどくんと音を立てるのがわかる。
貴方「や、じゃなぃです…」
雷火「へ？…」( ﾟдﾟ)ﾎﾟｶｰﾝ
千代「！？」
嫌じゃ、ない？
俺と千代が固まっていると
貴方「あ、わ、私……ご、ごめんなさい！」
といって駆け出していくAちゃん。
雷火「千代、これって脈アリ？」
と聞いてみると
かすかに震えている千代。
千代「……」
雷火「千代さーん？おーい？」
千代「…んなもの、あるわけないでしょーがぁぁぁ！！」
バコーン
殴られた…
雷火「え？千代！？」
千代「帰る。」
そういってすたすたとAちゃんが帰って行ったあとを追いかけて行った。
え、俺放置なの？殴られ損ってやつ？
と思いつつもさっきのAちゃんを思い出してしゃがみこむ。
雷火「くっそー…あんなこと言われたら好きになっちゃうじゃん。」
明日から頑張ろう。そう心に誓った。
終わり
ログインすれば
この作者の新作が読める(完全無料)
←・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 31人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
凛奈(プロフ) - めっちゃ面白かったです！！雷火推しなのでキュンキュンしながら読みましたw更新頑張ってください！ (2019年8月20日 7時) (
レス) id: 225bb681ca (このIDを非表示/違反報告)
ヒナ - 更新頑張ってください！ (2019年3月23日 14時) (レス) id: fe45ff59f5 (このIDを非表示/違反報告)
みたらし団子バカ - 夢主カワユイ♪( ´▽｀)ハマったヨ(^o^) (2018年5月31日 21時) (レス) id: b72e644e8b (このIDを非表示/違反報告)
いちご(プロフ) - チョコヴァンヲタクさん» ありがとうございます！文才ないですけど頑張ります、 (2018年3月25日 14時) (レス) id: cedc95fc02 (このIDを非表示/違反報告)
チョコヴァンヲタク - この2人がどうやって恋愛関係になっていくのか楽しみです♪応援してます！頑張って！！ (2018年3月25日 14時) (レス) id: 2cd32fc100 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：mel | 作成日時：2018年3月12日 19時
