今日:11 hit、昨日:12 hit、合計:5,314 hit
小｜中｜大
. ページ4
you
車に乗って、スマホを見てみると時間は
あっという間に22時を指していた
眠たい目を擦りながら車を走らせ、家へ向かった
「ただいま」
もう私以外は誰も居ない家に、そう声を掛ける
ニキが居なくなってからか家の中は随分と
シーンとしていて、寂しく感じる
そのせいか何だか、私はあまり食欲が湧かなくて
風呂に入るとベッドにダイブしてそのまま眠りについた
深い、深い眠りだった
夢にニキが出てきて、
私は朝に目覚めると涙を流していた。
ニキのことで泣きたくなんかないのに
「...会社行かなきゃ」
涙を雑に拭って顔を洗い、歯磨きをして
メイクを済ませ、服を着替えると
バッグを持って家を出た
「行ってきます」
また、ニキの居ない家に私の声だけが響いた
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 43人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：パーコ | 作成日時：2023年8月15日 0時
