好 奇 心 【名探偵コナン】【男主】

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『うぇぇぇっ...まだ吐き気止まらん...』




なんて言いながら毛利探偵事務所に戻る。



そして毛利探偵事務所の前で気付いた。



ここでこんな落ち着いてたら俺が疑われるのではないか..？



ということで。




毛利探偵事務所の階段を音を立てて一気に駆け上がる。



そしてドアをバンッと豪快に開けて、息を出来るだけ切れてるように見えるようにしながら『コナン君！！！』と叫んだ。



そこにはもう毛利小五郎も帰ってきていて、急に俺が入ってきて驚いているようだった。



｢だ、誰だお前！？｣



｢ど、どうしたの！？｣



毛利小五郎の質問には答えず、いかにも慌ててる感を出しながら俺は言った。




『ろ、路地裏でっ....、人がっ...！！！』



そう言うとコナン君と毛利小五郎が息ぴったりで



｢｢なんだと！？｣｣





と、言って、毛利探偵事務所を走って出ていった。






.....慌てんぼさんねぇ。






『死体は逃げないっての。』









なんてぼんやり呟いた声が、...蘭に聞こえてただなんて思ってもみなかった。

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