好 奇 心 【名探偵コナン】【男主】

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.....


『あー、美味しかった！』



段々とこの雰囲気に飽きてきた俺はシンとした雰囲気をぶち壊した。



｢.....ありがとうございます。｣



｢....僕も美味しかったよ、安室さん。ご馳走様でした｣


俺に続いて2人も喋るが、その雰囲気は重い。


何も知らない蘭はあわあわしながら｢ご、ご馳走様でしたっ.....！｣なんて言っている。



｢そ、それじゃあ...帰ろっか...？？ね？｣




空気に耐えられなくなったのであろう。蘭は席をガタッと立ってそう言った。




｢.....そうだね！！お兄さんもっ！ほら行こ？｣




『あ、うん。』




相変わらず演技上手いなーなんて思いながらコナン君について行く。


そんな時、誰かの手が俺の肩に触れた。






｢ゴミがついてますよ？｣



________安室さんだ。




安室さんはそう言うと、掴んでいた俺の肩を離して、次は肩をパッパッと払う。



なにか変だ。なんてそんなことを考えながら俺は礼を言った。


『ありがとうございますね。』




そう言うと安室さんはニッコリと笑って、いえいえと首を振った。




｢えぇ、では。また来て下さいね？｣



安室さんはいつもニッコリしてるな。



なんて考えながら、少し子供っぽい子を演じる




『勿論ですよ！』




それにしても、安室さんが誘ってくれるなんて



感激だ。





なんて、感動に浸ってた俺はまさかだった。



まさか、そんなことになるなんて、思ってもみなかったんだ________

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