ハンター協会 ページ41
「俺は賞金首ハンターを目指してんだ！ 美食ハンターごときに、合否を決められたくねぇな！」
トードーの怒りは一向におさまる気配がない
それどころか、だんだんヒートアップしているようにも見える
「美食ハンターごときが試験管で残念だったわね。また来年頑張れば？」
トードーはそれを聞いて顔を赤くしてワナワナと震えだし
「くっ……こんの……ふざけんじゃねぇ！」
ついにはメンチに殴りかかった
しかしトードーの拳がメンチに当たる前に
＿＿バシーン
ずっと後ろで黙っていたブハラがトードーを叩いた
トードーは派手な音を立ちながら後ろに吹っ飛んだ
私はその光景を見て静かに絶句した
「ブハラ、余計な真似しないでよ」
「だってさ、俺が手を出さなかったらメンチ、あいつ……殺ってたろ？」
「ふっ……まぁね」
そう言いながら立ち上がったメンチの手に握られているのは
大きい包丁のような刃物だった
「言っとくけどね、私らも食材探して、猛獣の巣に入ることも珍しくないのよ？ 武芸なんて、ハンターやってりゃ嫌でも身につくのよ」
そう言いながらメンチは持っている刃物を器用に回し始める
まるで糸で操っているかのように感じたが
よく見れば手を器用に使ってうまい具合に刃物を操っていた
「注意力も、未知のものに挑戦する気概もない、それだけで、十分ハンターの資格なしよ！」
メンチは回していた包丁を綺麗に回収し
その先を私達に向けながら言いきった
会場内は、さっきまで愚痴などでうるさかったのに
一瞬で静かになっていた
そんなときに
「それにしても、合格者0はちと厳しすぎやせんか？」
場違いのような気の抜けたようなお爺さんの声が会場に響いた
どこからともなく聞こえてくるその声に私が周りを見ながら声の主を探していると
キルアから急に肩を指で軽く叩かれた
急に叩かれビックゥっと過激に反応しながら叩かれた肩を抑えて
キルアを見ると
キルアは上を指で指している
そのとうりに上を見ると
大きな飛行物が私達の真上辺りに飛んでいた
「あれは、ハンター協会のマーク！ 審査委員会か？」
誰かがそう叫んだのでその飛行物をよく見てみると
確かに、Xを二つ繋げたようなマーク
つまり、ハンター協会のマークがついていた
「…………？」
よく見てみると、そこから人が1人出てきて……
勢いよくそこから飛び降りてきた
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コップ娘(プロフ) - Skinさん» いえいえ。そんな大層なことじゃないですよ〜。これからも、頑張ってくださいね！応援してます！ (2018年1月25日 22時) (
レス) id: 2eb1e6ecfa (このIDを非表示/違反報告)
Skin(プロフ) - ありがとうございます！コップ娘さんにそう言って頂けると自身ついちゃいます(￣^￣) (2018年1月25日 22時) (レス) id: 6e41698a9d (このIDを非表示/違反報告)
コップ娘(プロフ) - 設定も物語も面白くて……ごめんなさい文才ないんでうまく言えませんが、とても面白いです！ (2018年1月22日 23時) (レス) id: 2eb1e6ecfa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Skin | 作成日時：2018年1月14日 16時
