二次試験開始 ページ34
だんだんここにいる受験者の数が増えてきた
もしかしたら、ここが二次試験会場だったりして……
そんなことを考えてしまう
でもそうじゃなければこの状況はなかなか説明出来ないものだと思う
ってことは本当に私は
一次試験……合格出来たのだらうか
まだ安心は出来ないが
そうとしか思えない
口角が自然と緩む
やったぁ……ついに第1関門突破だぁ！
背中に感じる違和感ももう無くなり
私は嬉しい気持ちに浸っていた
すると少し遠くの木のそばに
ゴンとキルアとクラピカとレオリオがいるのを発見した
「あっ…………」
謝らなくちゃ……
そう思い話し掛けようとしたが
「…………」
つい勇気が出ずに黙って一歩後ろに下がってしまった
人と関わるのって
こんなにも大変な事なんだ……
話し掛けよう、話し掛けようと何度も思ったが
結局話しかけられず
終いには
最終試験の時には謝ればいっか……
と、どんどん先延ばしになっていく
私は最終試験の時に謝ろうと決め
そっとゴン達から離れた
「皆さん、お疲れ様でした。ここ、ビスカ森林公園が、二次試験会場となります」
やっぱり今謝った方がいいかな……？
なんて思いだした頃にはもう二次試験が始まろうとしていた
「では、私はこれで……皆様の健闘をお祈りします」
そう言ってサトツさんはまた独特な歩き方で去っていった
サトツさんの姿が見えなくなってきた頃あたりに
後ろの門がゆっくりと開き始めた
門が開くとそこには
一定の感覚で並べられた長い机のようなものと
奥に大きな建物があった
「一次試験を通過した諸君。中へ」
そしてその建物の前に
椅子に座っている美女と
大きな体の男が立っていた
「ようこそ。私が2時試験試験管のメンチよ」
「同じくブハラ」
2人が自己紹介をしたその直後に
＿＿ぐうううううう＿＿
大きな音がなった
周りの受験者達がその音にざわつきだす
「どうやら腹ペコのようね」
メンチは後ろのブハラを見上げながら言った
ブハラはしんどいといったかんじで
「もうペコペコだよぉ」
と言った
なるほど、あの音はブハラのお腹の音だったのか！
「そんなわけで、二次試験は…………料理よ！」
メンチがそう宣言したら
それまで少しピリついていた空気が一瞬にしてなくなった
「りょ、料理？」
「ちょっと待て！ 料理だと？ 俺達はハンター試験を受けに来てるんだぜ」
「そうよ？ あたし達を満足させる料理を作る……これが二次試験の内容よ」
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コップ娘(プロフ) - Skinさん» いえいえ。そんな大層なことじゃないですよ〜。これからも、頑張ってくださいね！応援してます！ (2018年1月25日 22時) (
レス) id: 2eb1e6ecfa (このIDを非表示/違反報告)
Skin(プロフ) - ありがとうございます！コップ娘さんにそう言って頂けると自身ついちゃいます(￣^￣) (2018年1月25日 22時) (レス) id: 6e41698a9d (このIDを非表示/違反報告)
コップ娘(プロフ) - 設定も物語も面白くて……ごめんなさい文才ないんでうまく言えませんが、とても面白いです！ (2018年1月22日 23時) (レス) id: 2eb1e6ecfa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Skin | 作成日時：2018年1月14日 16時
