魔獣には要注意 ページ16
あれからゴンとクラピカにも自己紹介された
私も消えそうな声で自己紹介をした
ちゃんと伝わっているかどうか不安だったが
「Aっていうんだね！ あらためてよろしくね！」
と、ゴンがフォローしてくれたおかげで
なんとか微妙な雰囲気にならずに済んだ
「すっかり暗くなっちまったなぁ」
ふいにレオリオがっそうつぶやいた
確かにあたりは薄暗くなっていて
なんだか薄気味悪い雰囲気を醸し出していた
「歩いて二時間だぁ？ 二時間なんて二時間前に過ぎちまったぞ！ くそぉ……」
レオリオが愚図り始めた確かに体感時間では二時間がとっくに過ぎている気がする
ここが薄気味悪いから時間が長く感じるのかもしれない
周りの雰囲気にびくびくしつつも進んでいると
前にハンター文字で
『魔獣注意！』
と書かれた看板が目に入った
「また魔獣注意の看板か……こんなんで本当に会場につけんのかぁ？」
不安になるのも無理はない
私も不安なのだ
いつつけるのかわからないしここ怖いから早く抜け出したいし
「お腹すいたよおお！ うんこしたいよおお！」
「レオリオ！ おいてくよー？」
ますます愚図り始めたレオリオにゴンが話し掛けるが効果は薄かった
私だって不安なのにそんなに不安を煽るようなことを言わないでほしい
するとクラピカが
「おっ見えたぞ」
と言うので私は一度目を擦り目を細めてみてみると
「あっ……本当だ！」
そこには木でできた一軒家が大きな杉の木の下に建っていた
家の前まで行きレオリオがドアをノックするが反応はない
「おい、誰かいねぇか？」
「留守かな？」
「そんなこと……ないと思うけど……」
レオリオは待たずにドアを開ける
幸いカギはしていなかった
「入るぜ」
レオリオは中に入った
それに続けて私やゴンとクラピカも続けて中に入る
中を見ると皆驚いた
なぜならそこには二ｍはありそうなほど大きな獣がナビゲーターっぽい人を襲っていたからだ
特徴的に鳴きながら私達のほうを向いた
「魔獣か！」
レオリオがそう叫ぶと
「魔獣？」
ゴンがそう聞き返した
「変幻魔獣キリコ。人に化けることもできる。高い知能をもった獣だ！」
クラピカが早口でゴンにそう伝えると
キリコがなにかを持っていることに気が付いた
よく見てみるとそれは人だった
「女の人が！」
ゴンがそう叫び女の人を見る
そしてそのすぐ下には男の人が倒れていた
私はなにも出来ずにただ茫然とじいながらその光景を見ていた
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コップ娘(プロフ) - Skinさん» いえいえ。そんな大層なことじゃないですよ〜。これからも、頑張ってくださいね！応援してます！ (2018年1月25日 22時) (
レス) id: 2eb1e6ecfa (このIDを非表示/違反報告)
Skin(プロフ) - ありがとうございます！コップ娘さんにそう言って頂けると自身ついちゃいます(￣^￣) (2018年1月25日 22時) (レス) id: 6e41698a9d (このIDを非表示/違反報告)
コップ娘(プロフ) - 設定も物語も面白くて……ごめんなさい文才ないんでうまく言えませんが、とても面白いです！ (2018年1月22日 23時) (レス) id: 2eb1e6ecfa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Skin | 作成日時：2018年1月14日 16時
