✿38話 ページ39
自分の思いに気づいてから2週間
早く伝えないとって焦っていたのに、今は仕事のことで
頭がいっぱいになってしまっている。
「なら、こういう歌詞を入れてみるのは？」
RM「それだと在り来たりだよな…」
YG「一旦これは持ち帰ろう。
サクラ、お前ミクテは進んでんの？」
「全然…」
JH「まだ焦ることないよ。会社の予定だと、
この曲は8月リリースだし、4ヶ月で出せれば大丈夫だよ」
「オッパ…
4ヶ月で3曲できると思うの？」
JH「やるって言ったのはサクラでしょ」
「(たまにあるホビオッパの圧が恐ろしい…)」
なぜ私達が集まっているのか。活動ができない中、
世界の音楽も止まり始め、人々は無力感と虚脱感に飲み込まれている。
そんな突破口となるものを、私たちが作り上げようとなったからだ。私のミクテもその一つ。
ソクジニオッパにコーヒーでも買って帰ろう。と、
行きつけのカフェに入った。
「お久しぶりです。ここも、静かになりましたね」
『今は1日に15人も来ればいい方だよ
いつものでいいかな？』
「はい。」
カランカランと、扉が開くのを背中越しに感じた。
『いらっしゃいませ。
サクラさん、座って待っててくれるかい？』
HS「サクラ？」
「あ、スニョン…」
HS「…すみません、アイスコーヒー3つ
ヌナ、あっちで座って待とう」
スニョンの後ろを着いて向かい合うように座る。
お客さんが0で良かったと、この時は思った。
HS「忙しかった？」
いつもの優しくて明るい口調
話しやすいようにしてくれてるのが、痛いほど伝わる
「うん。」
HS「そっか。俺達ね、日本曲出すんだよ」
「それ私に言っていいの？」
HS「あ…あ〜、」
「ぷッ…ㅋ」
マスク越しでもスニョンが照れてるのが分かった。
笑う私を見て、微笑んでいることも。
HS「やっと笑った」
「え？」
HS「俺の気持ち伝えてから、
ヌナの笑った顔、見れてなかった気がして」
「スニョンア…あのね、」
HS「無理に応えなくていいからさ。だから、
俺の気持ちに整理が着くまでは、ヌナのこと好きでいさせて」
「ちょ、『お待たせしました』」
HS「ありがとうございます。
ヌナ帰ろ」
立ち上がったスニョンを呼び止めたくても、
なんて伝えていいか分からない。
JH『サクラ自身の答えを言ってやって』
私自身の思い…
店を出たその悲しげな背中を追いかけて、後ろから腕を掴んだ
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ユウキ(プロフ) - はじめまして。できたら続編を書いていただけるとうれしいです。 (8月25日 18時) (
レス) @page50 id: 585abfacd3 (このIDを非表示/違反報告)
白夜(プロフ) - はじめまして！いつも楽しく読ませていただいております！！新しい作品なんですが、正直全て見たいです､､､ですが何か一つを選ばなければいけないのでしたら�△任�願いします！！ (7月20日 17時) (レス) @page46 id: 93d7855561 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白華 | 作成日時：2023年2月21日 21時
