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2章 1話 ページ2

ボンボヤージュ4 出発当日

休暇を終えて久しぶりにそったBTSメンバー
宿舎でキャリーケースを広げ、必要な物を詰め込んだり、
それぞれの土産話に花を咲かせた

「いいなぁ。みんな一緒に行けて」

JK「ヌナは終わったら一人で来るんですか?」

監督『はい。カメラ監督とスタッフが付いて、皆さんとは
Highway Cafe & Bar で合流できるようにします』

「さーみーしーいー!!」

キャリーケースに腰掛けるテヒョンに駄々をこねながら抱きつく。「一緒に残ろうか?」と冗談を交えて言えば、キラキラとした目で「うん!」と答えた。

まぁそんな望みは、監督の『駄目』の声で虚しく散る

YG「旅行がスタートして半日で合流だろ?
単独の仕事を入れた会社に文句言え」

シャワーを終えたユンギはケタケタ笑いながらソファに腰掛けた

「そうだ、実家に帰った時のお土産あるから、
空港までの移動中にでも食べて」

ガサガサと荷物を漁りながら、食べ物にいち早く反応したジョングクとジミン

JK「『きょうと!』」

JM「『おおさか』も行ったの?」

「家族でね〜」

ーーーーーーー

[それぞれのキャリーケースを持っていくBTS
レアナは身軽な格好で、メンバーを見送りに行く]

JN「レアナ!寂しくなったら電話しな!」

「しない」

JN「お、や、ジョングガ!この妹どう思う?」

JK「可愛い」

呆れたように笑うジンにテロップが入る
[ソクジン…聞く相手を間違えたね。ヌナ溺愛のマンネ…]

ーーーーーー

監督『すぐに仕事ですか?』

「はい。会社に行きます〜」

カメラに向かって手を振り、「みんなと行きたかった…」とスマホに目を落としながら呟く


방탄소년단 ユンギオッパ動画を送信しました

カメラに収められたのは、メンバー1人ひとりの声と
レアナの嬉しそうな表情

TH[すぐ会えますよ〜!ファイティン〜!!]

JN[チュッ(投げキス)]

HS[あははは‪wそれだけ!?‪w
ファイティン!!寂しいけど待ってるよ!]

JK[寂しがりやのヌナは1人の仕事寂しいですよね。
お菓子ありがとうございます。ファイティン!]

JM[飛行機の中でも連絡しますね。]

NJ[あー、ファイティン。待ってるよ]

ユンギは最後に自分の顔を映し、手を振った

単独の仕事や離れることが嫌なわけではない。
楽しい空間を一緒に、少しでも共有できないことに
寂しさを感じたんだ。

2話→←駄作者より感謝を込めて



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作者名:白華 | 作成日時:2021年12月9日 19時

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