My Life 【防弾少年団】 (ページ45)

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四十三話ページ45

『ねぇ～ホソギオッパぁー、』

HS「なんですか」

『私の話ちゃんと聞いてくださいよー』

彼女が、ホソクのことを『オッパ』と呼んでる
いつの間にか、2人の距離が縮まっていた

なぜだろう。胃がムカムカして、気持ち悪い

JM「レアナヌナ、どうしました？具合悪い？」

胃をさする私に気づいたジミナが、背中に手を添えてソファに座らせてくれる。少し厚めの暖かい手が私の手を包みこむ。

近くにいたジンオッパと、ユンギオッパも傍に来てくれた

3人の優しさに涙腺が緩まった

JN「なに、吐きそう？トイレ行くか？」

YG「レアナ、俺の膝に頭乗せな」

「ごめんねオッパ…さっき、チキン食べ過ぎたのかな。
胃もたれ、したのかも…」

異変に気づいたホソクも、いつの間にか傍にいて私の心配をしていた
それだけで、ムカムカとする気持ち悪さはどこかき消えていて、私もそこまで鈍感じゃない

これは、嫉妬だ。

HS「レアナ、大丈夫？」

「うん、ありがとう」

初めて好きになる人がメンバーなんて、
相手が悪いよ

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ホソクを好きだと自覚してから、誰と絡んでいるのを見ても落ち着かない

恋愛なんて、何が正解なのか分からない
仕方ないじゃない。初めてなんだから

いつの間に好きになってたのかな
デビュー前？は、違うし…実家に行った時？も違う…

なら、いつだろう

音楽番組のステージが終わり、いつも絡んでいるスタイリストさんは、案の定ホソクの隣にいた

HS「あの、ほんとに離れてと何度言ったら…」

『仕方ないじゃないですかぁ。私、スタイリストなんですから～…これもお仕事なんです』

ここにいてはダメだと、私の体が叫んでいた

ホソクと目が合い、ヒュっと喉が鳴る
気がつくと、私は何処かに走り出していた

ーーーーー

「あ～ぁ…屋上まで来ちゃった」

フェンスに体をあずけ、そこから見える夜景を眺めた。時間はまだあるし、落ち着いてから楽屋に戻ろう

そう思ったのもつかの間、屋上の扉が開かれた

「汗かいたまま風に当たったら、風邪ひくでしょ」

「…なんで来たのー？

ホソガこそ、今11月なんだから上着くらい羽織なよ」

HS「そう思うなら早く楽屋戻ろ～？」

「…もう少し、この夜景眺めてから戻るよ」

少し突き放すような言い方で、目は合わせなかった
それを悟ったのか、「なら俺も」と隣に寄り添った

HS「そのあとテヒョンイがさ～」

気を遣いながら話してくれるのがよく分かる

「…」

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急な展開!!!!ごめんなさい!!