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三十五話 ページ37

監督「うん。すごく良くなった

次のシーン行こうか」

「…ふぅ。」

SJ「レアナ、お疲れ様。
今日はこれで終わり?」

「お疲れさまです。いえ、この後練習です」

SJ「大丈夫?そろそろツアー始まるんだろ?」

「問題ないですよ!

あー…でも、ツアー終わったらご飯連れてってください」

SJ「好きなとこ連れてってやるから、頑張れよ」

レアナの頭を優しく撫で、二人はお互いの仕事に向かった

ーーーーーー
そうして始まったWINGSツアー

何事も無く順調に進んで行ったツアーだったはずが

札幌講演が終わり、10月の大阪講演リハ前日
ユンギのソロ後に、レアナのソロが入るセトリ

ダンスラインのレアナのソロは、クールなラップ曲に合わせた、激しいダンス
レアナだからこそ出来る1曲

だが、ダンスメインのパートに入った瞬間

JM「ヌナ!?」

JN「レアナ!!!!」

突然意識を飛ばしそのまま倒れてしまった

TH「き、救急車!」

袖口で待機していたボーカルラインと、周りのスタッフが集まり救急搬送された。

ーーーーーー
全員が病院に行けるはずはなく、マネージャーのみがついて行き、ホテルで待機していた7人は、電話で報告を受けた

NJ「疲労が溜まっていたのと、睡眠不足
倒れた拍子に打った頭は問題ないそうです」

YG「明日は」

NJ「レアナが起きてから決めるって。」

JK「ヌナが出ないはずありません」

JN「踊るって言って、聞かないだろうね」

JM「…今後、スケジュール調整が必要ですよ
俺たち皆」

TH「スケジュールがハードなのは分かってたけど…。
運悪く、ヌナは色々重なっちゃったんだ」

HS「あんまり寝てないのを知ってて、好きにやらせてた俺たちにも責任はある。」

ホソクの一言で、全員が黙り込んでしまう

YG「取り敢えず今は連絡を待とう
ここで、ただ待つ訳にもいかないだろ」

JK「俺お腹すきました」

JN「このホテル、ステーキ美味しいらしいよ」

TH「シャワー浴びたい〜!」

JM「ヒョン、後でご飯持っていきますね」

HS「いいよ〜おいで」

NJ「連絡来たら、俺の部屋に集合で」

ナムジュンの一言でそれぞれが部屋に戻り、心配で落ちつかない中、一本の連絡を待った

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作者名:白華 | 作成日時:2020年11月23日 22時

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