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三十三話 ページ35

監督「今回の配役ですが、事前に渡してある台本通りです。

えー、それとレアナさん。彼女はグループの方もあるため、度々現場を抜ける場合もある事を事前に報告しておきます」

レアナはみんなの視線が集まったことに気づき、
深く頭を下げた

予め貰っていた台本を初めて見た時目を疑った
レアナの役は、ヒロインの同僚であり、後半につれ出演回数がめちゃくちゃ多い。

一応、世界的に有名なアイドルということもあり、
ラブシーンや損害を与えられる事はない。が、

それでも、多忙な彼女には酷なものであった

SJ「レアナ、これスケジュール大丈夫か?
テヒョンアから話は聞いてるけど…」

「大丈夫ですよ!いざとなったらオッパに頼りますね」

SJ「おー、いつでも連絡しな
演技も初めてだろうし」

ニコリと笑った顔は優しい兄のようで、ジンやユンギとはまた違った暖かさがあった

初めての顔合わせが終わり、役者やスタッフたちで親睦会を行うみたいだったが、レアナは練習があるからとその場を後にした

「ごめんなさい、遅れました!」

HS「おかえり〜。顔合わせどうだった?」

ヒールから練習靴に履き替えていると、ホソクが隣に座り台本をペラペラとめくった

「やー、凄い有名人ばっか。

あ、テヒョンア〜、ソジュニオッパと共演するよ」

椅子に座り携帯を見ているテヒョンに伝えると、目を輝かせゴロゴロと椅子を滑らせてくる

TH「そうなの!?いいなぁ〜俺も一緒に演技したい〜!」

YG「他に有名人いた?」

JK「ヒョンたちも一応は、有名人なのに」

JM「一応って強調するなww」

ーーーーーー
夜、家に帰ってからもレアナの仕事は続いていた

来年までに出す予定のMIXテープ作業
台本の暗記と、演技の練習

加えて、次のアルバムに入れる新曲の案
(会議で提案するためのもの)

「明日の出勤が午後で良かった…」

時計を見ればとっくに日付は変わり、1時を指していた

メガネを外し、目頭を押さえていると
ドアをノックする音が聞こえた

「はーい」

声だけ出し振り返ると、マグカップを2つ持ったジミンが顔をのぞかせた

JM「いつまで起きてるんですか」

カップを受け取り、もう1つの椅子を隣に引っ張り座る

「ありがと〜。

でも、ジンオッパとテヒョンも起きてるでしょ?」

JM「あとグガも。3人でゲームしてますよ」

「やっぱりwさっきからテヒョンの叫び声するもの」

JM「ビックリするぐらい2人に連敗w」

「ジミナは私より下手だけどねぇ」

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作者名:白華 | 作成日時:2020年11月23日 22時

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