My Life 【防弾少年団】 (ページ31)

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二十九話 Valentine ページ31

遅れました。Valentine

TH「ヌ～ナっ！」

「ん～？」

練習の休憩中、撮影していた動画を見ていると、
首に腕が回りズッシリと体重がかかってきた

TH「今日はなんの日でしょーか！」

「んー…」

TH「レアナヌナ？」

「うん…」

反応のないレアナにテヒョンはいじけ、唇を尖らせて離れる

JM「テヒョンア～、おいで～」

JN「レアナのあーいう時は、何してもダメって知ってるだろ？」

TH「でもさぁ…俺チョコ食べたいんだもん…」

NJ「俺たちは貰えないからね。買ってきてあげようか？」

いじけるテヒョンに、ヒョンたちは慰めつつ笑う

TH「ユンギヒョン～！」

YG「あー…はいはい」

いつもはあしらうユンギだが、携帯を弄りながら好きなようにさせた

今日は2／14 Valentine day
彼らは会社との約束で、会社の人物含め他人から貰う事を許可されていない
…何が入っているか分からないからだ

「ホバー、今いい？」

HS「いいよー。

テヒョンア、俺が聞いてきてあげるよ」

TH「はい…」

HS「どーしたん？」

「ここさ、グガと私のアイソ足りないかな？」

HS「あー…そうだね。そしたら～」

動画を確認しながら、全員の直しが必要な部分を指摘していく。

HS「ねぇレアナ、」

「なに？」

HS「今年って、チョコ作ってる？」

「……

あぁ！渡し忘れてた!!!
テヒョンイとジョングギ…」

振り返ると、ユンギに抱きついて離れないテヒョン

JN「やー！ヒョンに八つ当たりするなよぉ！」

戯れながら(？)長男を殴るジョングク

「ジンオッパが可哀想だから渡してくる…」

HS「あはははッw…そうしてやって」

「テヒョンア、ジョングガ、おいで～」

JK「うん！」

TH「…」

「テヒョン？」

TH「ヌナ…さっき無視したもん…」

JK「(あんなの今に始まったことじゃないのに)」

いつまでも拗ねているテヒョンが可愛くて仕方がない姉と、見守る兄たち

「テヒョンアごめんね。ヌナが悪かった
だから、おいで？」

両手を広げて待っていると、
パァっと笑顔になり抱きついた

JM「テヒョンア、お前デカいのに飛びかかったらヌナ潰れる」

JN「なんで俺の弟はこんなに可愛いんだろうね？
チョコ貰えなかっただけなのに」

TH「ヒョン見て～！貰いました～！」

YG「おー、良かったな～。単純なんですよ」

NJ「はははッw」

みんなに配りながらテヒョンに目をやると、ルンルンでラッピングを解き、その大きな目で袋の中を覗いていた

JN「いつもありがと～」