My Life 【防弾少年団】 (ページ28)

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二十八話ページ28

「ったぁ…ッ」

YG「お前はバカなのか？
なんで中にシャツ着てないんだよ」

「？え、だってこれ見せても平気なやつ…」

YG「は？」

監督「大丈夫だよー。
それ、そういう用の下着だからー」

YG「そ、そんなの、あるんだ」

「あはー、オッパ焦ってましたね」

YG「別に。焦ってないけど？」

そう言い残し、ユンギは監督の方へ戻っていく
けれど、その時耳が赤くなっているのを監督は見逃さなかった

監督『焦ったの？』

YG『いいえ』

監督『見られたくなかった？』

YG『別に…』

監督『素直じゃないなぁw』

ーーーーーー

撮影二日目
途中まで一緒だったユンギは、別の仕事で現場に向かった

「わぁ～、なんか捕まったみたい」

レアナがいる所は、鉄格子の中
鎖された心の中を表現している設定だ

監督「はい、いくよ～。」

アクション！の声に合わせ、カメラがレアナを捕らえた

「あァ…あぁぁあぁっ…!!」

ガシャンっ。と鉄格子を掴み、揺すった後膝から崩れ落ちる

鉄格子の間からカメラに向かって手を伸ばし、苦痛の表情を作ったところで、カットがかかった

HS「すごいな」

「ホソガー！来てくれたの？」

HS「うん！お疲れさま～、いやぁ凄かったよ！
あ、はいこれ。差し入れ、後で食べて」

「ありがと。撮影見てく？」

HS「いいんですか？」

監督にそう聞けば、コーヒーを飲みながら頷いた

撮影は続きから始まり、光の射す方へ振り返る
すると、背後から鍵の開く音がした

目の前に広がるのは自分の部屋
その中を彷徨い歩き、居るはずのない恋人を探す

なんでいないの。どこにいったの。
そう目で訴えかける

HS「表情の作り方…うまくなったな…。」

引き出しを開け、彼の匂いが微かに残っている服を身に纏い、そのままベットに倒れて静かに目を閉じた

HS「…」

監督「カット！よし、次のシーン行く前に休憩挟もうか」

［HSサイド］

HS「最後の表情すごく良かった」

「ほんと？」

HS「うん。なんか、本当に恋人を想ってるって顔してたよ」

まさか、架空の男に嫉妬するなんて思ってなかった。
それだけレアナの演技に、魅了されていたんだな

HS「あ、この後テヒョンイとナムジュナが来るよ。
明日はジミナとジョングギがジンヒョンと」

「煩くなりそ～」

HS「じゃ、俺は作業あるから戻るね」

「うん、来てくれてありがと」

HS「화이팅！宿舎で待ってるよ」

諦めるって、難しいんだな

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誰かとくっつけたくなったきた作者です。
どうしたもんか。