My Life 【防弾少年団】 (ページ11)

今日:3 hit、昨日:5 hit、合計:115,631 hit

十一話ページ11

「…そうだね。

私も、早くテヒョンアの存在を皆に自慢したい。
バンタンは8人で、最終兵器は誰よりもカッコよくて、世界一の男だって」

ーーーーー
デビューから半年後、
私への問題が勃発していた

HS「レアナ…」

「あちゃ～…また？」

ホソガの手にあったのは、ホソガのスマホ。
重要なのは画面の中だ

『なんで女がいるの？』『キモ、早く辞めろよ』
『媚びでも売ったんですか？』
『女がラップって浮かない？大丈夫？』

「もう慣れたもんだよ」

私に対する批判の嵐。

酷い時は、町中で階段から突き落とされそうになったり、物を投げつけられたり。
軽い捻挫や、打撲等もあった

デビューから2年が経ち、
私にもファンができて、アンチが減り始めた頃

サセンが付き始めた

『私のジンに近づくな』
『オッパは私のものなのに』

レアナの元にはそういったレターが届く。

そして、ある日事件は起こった

ライブが終わり、帰国するため空港に行くと、たくさんのファンが集まっていた

周りに手を振りながら歩いていると、視界の端にキラリと輝く物が映り、刃物だと理解するのに時間はかからなかった

YG「レアナッ‼‼」

警備員によってその女性は取り押さえられ、腕を貫通された私は
救急搬送された

それによって開かれた記者会見。
私は何も話すなとマネージャーに言われた。

『今回起きた騒動では、如月レアナさんにも非があるという事ですが
これについてはどう思われますか』

JK「…あ？」

NJ「彼女に非はありません。常日頃ファンの皆さんを想い、
たくさんの方を笑顔にする為に活動しています」

『では、刺された本人に何の問題も無いと仰るのですね？』

JM「そうですね」

釜山の二人は顔に出すぎ…

NJ「今回の事件に関しまして、私たちから皆さんにご説明したいことがあります」

YG「私たちは皆さんに歌とダンスを届ける為、ステージに立ちます。
賛否両論に分かれる事は承知してます」

TH「でも、私たちの仲間を傷つけることは絶対に許せない事です。」

HS「レアナは誰よりもarmyの事を、メンバーのことを想っています。愛しています。」

JK「今回の事は絶対に忘れません」

JM「皆さんも、絶対に忘れないでください」

JN「何があっても、私たちはレアナの仲間であり家族です。
それだけは、覚えておいてください。」

『…あの、これは生中継ですが…』

JK「だから言っているんです。
皆さんに俺たちの本当の気持ちを分かって欲しいから」