My Life 【防弾少年団】 (ページ6)

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六話ページ6

「ん…あ、れ…ホソガ…？」

HS「おはよう。まだ寝てていいよ」

「んーん…そろそろいくよ」

HS「ねぇレアナ…無理しないでよ」

そう言うと頭に「？」を浮かべて身体を起こす

HS「レアナの振りが、俺たちの中で浮いてるなんて思った事ない。
むしろ、俺の方がレアナに負けてる気がするくらいなんだから」

俯くレアナの手に、笑みを浮かべて自分の手を重ねる

「…ホソガに勝てるわけない…

私は、私なりにやってるの。
お願いだから、余計な口出ししないで」

カチンときた。レアナに出会って、初めて声を荒らげたと思う

HS「そうかよ…確かに分かんねーよ
お前の気持ちなんて。

男の俺には理解できない」

「だったらッ！」

HS「でもな、周りに心配かけてまでやる事じゃないだろ！

レアナの不安はどうやったら消せる？
俺たちはそんなに頼りない？」

「なっ、ちが、」

HS「…倒れるまでやろうとしないでよ」

握りしめていた手を解き、白く細い腕に触れる

「…ホソガ…知ってたの？」

HS「ユンギヒョンは、「練習でぶつけた」って言ってたけど、
嘘だろ。この腕の痣…

倒れた時にできたんでしょ」

「…」

HS「レアナ、不安があるなら言って。
俺じゃ頼りないなら、ナムジュナでもいい。
ヒョンたちでもいい、だから

一人で抱え込もうとしないで」

そう言って涙で震える身体を抱きしめる

…痩せたな

そう思った

「私、どう頑張っても男にはなれない…ッ
皆の中で、練習して、どんなに足掻いても、

私は女なんだって思わされる

私、

ここにいていいのかなぁ…ッ」

『当たり前でしょ』

そう言おうと口を開いた時、バンッと扉が開いた

JK「当たり前でしょ！ヌナってどこまでバカなの!?」

「じ、ジョングガ…」

JK「ヌナがいなくなったら、誰が俺の事甘やかしてくれるの？
誰が一緒に寝てくれるの？

誰が…ヌナの代わりになるの？
俺やだよ。

レアナヌナの代わりなんて、絶対いないんだよ」

その時のグガの目には涙が零れていた