My Life 【防弾少年団】 (ページ15)

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十五話ページ15

「オッパ、私飲みませんよ」

YG「やー、お前年上の誘いを断るのか？ん？」

「明日もステージあるの知ってます？」

YG「うん」

頷きながら、もう一つのワイングラスに注ぐユンギ
レアナは溜息を零し、渋々受け取った

YG「今日、レアナの話を聞いたとき

俺と重なったんだよ」

「オッパと？」

YG「俺の両親は、歌手になることに反対だったんだ。
練習生の時に話したよな、家出同然で来たって」

「はい…」

ユンギは、肩を見つめるレアナに微笑み、そっと頭を撫でる

YG「親には頭がおかしくなったと思われて、親戚には失敗するって言われた。

…それで、レアナの事が他人事には思えなかったんだよ」

撫でていた頭から手を離し、グラスを掴んだ

YG「俺達には、まだまだ努力が足りない。
否定された事を、認めて貰えるまでやるしかないんだ」

グラスの中身を飲み干し、コンっとテーブルに置く

「ユンギオッパ、私たちがデビューしてからもう少しで3年ですよね」

YG「あー、もう3年経つのか」

「…あと何年かかりますかね…」

YG「何年かかったっていいんだよ
俺たちはプロだから、失敗はできない。でも、
道を間違えそうになれば、8人いるんだから修正が効く
できる事をとことんやるんだよ。

俺たちは、あと何十年も一緒だろ？違うか？」

「違わない…」

YG「その何十年をかけて、やりたい事をやりながら、認めてもらうんだよ」

ユンギは椅子から立ち上がり、少し表情の明るくなったレアナを思い切り抱きしめる。
少し雑だけど、でもこの抱きしめ方が好きだったりする

YG「ったく、いつからこんなに泣き虫になったんだ？」

「ホソガのが伝染った…」

YG「伝えとくわ
お前のせいで、妹が泣き虫になったって」

ーーーーー
とある日のTwitter投稿動画にて…

撮影者 JIN

HS『レアナ！僕のせいで泣き虫になったの!?』

『え、本当に言ったの？』

YG『伝えるって言ったけど』

TH『あーヒョーン！ヌナの事泣かしたんですかぁ!?』

JK『いくらホビヒョンでも怒りますよ』

JM『レアナヌナ、何されたの？大丈夫？』

JN『ホバー、カメラに向かって謝れー』

HS『ご、ごめん？いや、だからなんで!?』

NJ『army사랑해요ーあんにょーん』

ナムジュナの投げキスで終わり、画面の前のarmyたちは、すぐ様コメントを残した

@aaa
マンネlineヌナの事好きすぎw

@bbb
結局何したの？

@ccc
画面の後ろで知らん顔してるレアナちゃん可愛い

@ddd
ユンレアナを期待していい？それとも、ホビレアナ？