１５話目 ページ17
仕事が終わった俺は、新宿で予約されている居酒屋に向かった。お座敷の扉を開けると、約束していたあの二人が待っていた
紘「お疲れ様でーす」
小「おぉ、お疲れー」
福「那月は一緒じゃないの？」
紘「レコが長引いてるみたいで」
小「なるほどねぇ。じゃぁ、本人来る前に聞こう！」
既に呑み始めていた二人は、俺の分の酒を注文しケタケタと笑い出す
福「下野はいつから好きだったの？」
紘「そっからかぁ…」
小「いつからいつから？」
紘「あー…あれは確か…那月がデビューした時かな？」
福「え、お前そんな前から？」
紘「いや、違いますよ!?
デビューしたての頃に、同じ事務所だったから面倒みてたんすよ。そん時は、可愛い妹。ってくらいで」
頼んでいたハイボールを受け取り、
取り敢えず乾杯し直すと、「続けて！」と急かされる
自覚したのは、那月が26の誕生日迎えた日で、
二人も知ってる通り、あいつは家族なんて呼べる人も居なくて。
だから、毎年俺ん家で祝ってたんですけど
その日の夜、急に泣き出して
『下野さんが居なければ、私はここまで来れなかった。ありがとうございます』って
そう言って笑った顔が…なんか、凄く可愛くて…
なんかこー、この笑顔を護りたいなって
だから、今まで可愛い後輩とか、妹として見てたのに、俺の中でそれが一気におかしくなっちゃって
紘「ぐるぐる考えてたら、この歳に…w」
小「でもいいんじゃない？俺たちの業界じゃ、お前らさっさとくっつけよ。って思ってたし」
紘「マジで!?」
福「二人とも分かりやすいんだよ」
小「那月ちゃんは無自覚だと思うけどねw」
紘「マジかぁ…俺、絶対振られるとしか思ってなかったんすよぉ…？」
割り箸を使い、グラスに入った氷をぐるぐるとかき混ぜる
小「なんで？」
紘「…だって、10歳も歳離れてるじゃないですか。
それに、俺なんてもうアラフォーだし…？
那月からしたら、おじさんだもんなぁって…
もっと若い子の方が釣り合うだろうし、趣味とかもさ」
やべ、自分で言ってて悲しくなってきた。
ハイボールを一気に飲み干すと、空になったグラスを見つめる
すると、目の前の二人が盛大な声で笑いだし
部屋は大爆笑に包まれた
福「いやっwその心配はないｯww」
小「この人、こんな恋愛に奥手なの？w」
紘「は、なに？どゆこと？」
すると、このタイミングを待っていたかのように襖が開き、那月と達が顔を覗かせた
ラッキーカラー
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おみくじ結果は「末凶」でした！
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蜂蜜色(プロフ) - 白華さん» ありがとうございます〜！ (2020年6月26日 18時) (
レス) id: 47360ddac9 (このIDを非表示/違反報告)
白華(プロフ) - 蜂蜜色さん» 私もそまくん好きです!!出番増やしますー!! (2020年6月25日 23時) (レス) id: 3f0452cc14 (このIDを非表示/違反報告)
蜂蜜色(プロフ) - 白華さん» 梶さんと壮馬くんと花江さんと下野さんが推しです〜！もう天国、、！ね (2020年6月25日 18時) (レス) id: 47360ddac9 (このIDを非表示/違反報告)
白華(プロフ) - 蜂蜜色さん» 好きな声優さんいましたか!?そう言って頂けてよかったです！(泣 (2020年6月25日 13時) (レス) id: 3f0452cc14 (このIDを非表示/違反報告)
蜂蜜色(プロフ) - おぅふ← めちゃくちゃ尊い、、、！大好きな声優さんと関わってるなんて、、、！ (2020年6月24日 22時) (レス) id: 47360ddac9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白華 | 作成日時：2020年1月30日 19時
