大好きって言って 【赤羽業】

大好きって言って ８４ ページ39

「でかい図体して可愛いな」





それ、ディスってるよ


「明日からの体育の先生は鷹岡先生が？」





「ああ､政府からの要請でな｡烏間の負担を減らすために
おぉ！あんたが殺せんせーか!!!!食え食え!!!!

まぁ､いずれ殺すけどなあはははは!!!!」





「同僚なのに烏間先生と随分違うんすね」





「なんか近所の父ちゃんみたいですよー」





「いいじゃねぇか､父ちゃんで同じ教室にいるからには…俺たち家族みたいなもんだろ？」






お父さん？

私のお父さんは1人だけだ｡




それに､この人……どこかで






、







、




「あの先生どう思う？」




スナイパーコンビと陽菜乃ちゃんと業と私で話をしながら帰っていた｡


『…私は烏間先生のほうがいいんだよねぇ…』





「だよね!!!!私も烏間先生がいい」




陽菜乃ちゃんとハイタッチをした｡




「あの人なーんか裏ありそうだよね」






『うーん｡明日かぁ…』






「俺あしたさーぼろ」





「堂々とさぼる宣言ね｡赤羽じゃあ私たちここで曲がるわ」




そう言って凛香ちゃんと千葉くんと陽菜乃ちゃんは曲がっていった｡





『あの先生どこかで見たことある気がするんだよね』






「ふーん？Aは？明日出るの？」






『一応受験生だし』






「そっか､じゃあね」







『うん､また明日』

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