玖拾 ページ41
「ふふっ…A、強くなっても上弦の零の私には敵わないわね…」
『くっ…お姉ちゃん…』
もう…力が入らない…立てない…
刀に手を伸ばしても…届かない
「さて、どうしようかな…生きたままか…それとも…とどめ刺しちゃうか…」
お姉ちゃん…
「決めた。生きたままだと悲鳴を聞きながら食さなきゃいけないから…とどめさそっと。血鬼術 夢桜・天」
無一郎「霞の呼吸 参ノ型 霞散の飛沫」
え…この声と型…
無一郎「A、遅くなってごめん。あとは僕たちが相手するから」
無一郎…
私は、無一郎にしがみついた
無一郎「っ…A…よしよし、頑張ったね」
無一郎は優しく微笑んでくれた
蜜璃「Aちゃん!!ひどい怪我…」
伊黒「…たくっすぐ無理するとこいい加減治せ。心配するだろうが」
実弥「A、とりあえず…胡蝶の所へ行くぞ」
しのぶちゃんのところ…?
『まだ…戦う…お姉ちゃんが…完全にお姉ちゃんじゃなくなっちゃう…』
無一郎「どういうこと…?」
『戦っててわかったの…鬼って…無惨に血を分けられて鬼になるんでしょ?お姉ちゃんは…無惨の血で操られてるかもって…』
お姉ちゃんは…あんなこと言わない
鬼になった本当の理由があるはず…
私には分かる…
行冥「A、手当をしないと、姉を倒せないところか戦いもできない」
悲鳴嶼さん…
『』コクッ
無一郎「悲鳴嶼さん、Aをよろしく」
行冥「嗚呼…任せておけ…」
…私も早く行かないと
「邪魔が入っちゃった。あと一歩だったのになぁ」
無一郎「また会ったね。実の妹のAを手にかけるなんて、姉として恥ずかしくないの?」
「さぁ?鬼の私には…「…ほんとは、Aを守るために鬼になったんでしょ?」…え」
無一郎「人間の記憶を持ったまま鬼になることが出来た君は、Aをずっと守ってきた。でも、Aの血を口に入れてしまったせいで今に至るんでしょ?」
「…無惨に…余計な感情を捨ててもらったのよ。だから、可哀想だとか何も無いわ!!Aの血は稀血よりも美味しいのよ!!稀血よりも強くなれるの」
蜜璃「っ…きっとAちゃんは…実の姉のあなたを斬るのを抵抗してたんじゃないの?」
「…そ、そんなことはないわ!!今は私は鬼よ!!あなたたちの敵!!血鬼術 桜雲」
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瑞穂 - 無一郎、、、、尊い(*-*) (2020年9月21日 16時) (レス) id: 49d46f3ad0 (このIDを非表示/違反報告)
いちご(プロフ) - ちい丸さん» ありがとうございます!! (2020年8月23日 11時) (レス) id: 1a2b2e255a (このIDを非表示/違反報告)
ちい丸(プロフ) - 続編………ジュルリ楽しみにしときます! (2020年8月23日 8時) (レス) id: c25bd40f8b (このIDを非表示/違反報告)
いちご(プロフ) - ついでに頭も拘束しm((殴 (2020年8月22日 20時) (レス) id: 1a2b2e255a (このIDを非表示/違反報告)
みかんといちご - (・Д・)ケッ…アイツ…脱走しやがった…手を拘束してあげたいです←アイツとは悪女?の覚えてない名前です (2020年8月21日 5時) (レス) id: 085b083a26 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:月苺 | 作成日時:2020年7月7日 20時