霞柱は惚れさせたい弐【時透無一郎】 (ページ28)

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漆拾漆ページ28

「ねぇ、何してるの？」

え…？

無一郎「Aに抱きつこうとしなかった？」

無一郎…？なんでここにいるんだろ…

善逸「え、そ、そんな事…ﾅｲﾃﾞｽﾖ」ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

『なんでここにいるの…？』

無一郎「ん？Aに会いに来た」ﾆｺｯ

炭治郎「時透くん、ごめんね、善逸が…」

無一郎「なんで炭治郎が謝るの？このたんぽぽが悪いんだから、謝る必要ないよ」ﾆｺｯ

善逸「あ、あの…「黙って」冷たくない！？対応の差激しいよ！！」

伊之助「腹減った…」←

……アオイちゃんが混乱してるんだけど…

どうすればいいかな…

『…アオイちゃん…休憩する…？』

アオイ「そ、そうですね。少し休憩をはさみます！！」

『無一郎、私に会いに来たって言ってたけど…何かあったの？』

無一郎「ん？何も無いけど、Aに会いたかったから来た！」

『そうなんだね。…お部屋で話す…？』

無一郎「うん！」

善逸「Aちゃん、休憩後も来てくれる！？」

『いいよ』

私も元に戻さないと

これじゃ、任務の時…支障が出ちゃう…

善逸は何故かすごく喜んでいた

無一郎はなぜかムッとして、私の腕を引っ張った

炭治郎(時透くん…ほんとにAさんのこと好きなんだなぁ)

伊之助「腹減った…アオイのとこ行ってつまみ食いするか…」←

善逸(またAちゃんと回復訓練だぁー！今度はあのチビに邪魔されないように…)

『無一郎…？どうしたの…？ほんとに…』

部屋に着いた途端、抱きつかれたけど…

無一郎「…やだ」

…？

無一郎「僕以外の男に触られるのも…抱きつかれそうになるのも…なんかやだ…」

『………』

私は、無一郎の頭を撫でた

無一郎「A…？」

『…えっと…なんか、寂しそうにしてるから…』

無一郎「……早く僕のものになればいいのに…僕だけ好きみたい…」

『私…確か前も言ったけど…無一郎は特別だって思ってるよ…？』

無一郎「ほんと…？」

『うん。恋愛感情なのかどうか…知らないけど…でも…無一郎といる時が…1番落ち着く』

無一郎「そんな可愛い顔して言わないでよ…」

……って言われても…

無一郎「A、ベッドに座ろっか」

私と無一郎はベッドに腰を掛けた

と同時にしのぶさんが来た