漆拾弐 ページ23
あれこれ2時間くらい無一郎の膝の上に座っていた。
いや…降りようとしたら、ぎゅっとしてきて降ろしてくれなかった
2時間後…やっと降ろしてくれた
で、今はお話をしている
無一郎「でね、不死川さんが飼い主が見つかるまで、その子犬の面倒見てた所を目撃しちゃって、口止めされた」
『………。今話した時点で、口止めになってないと思う』
無一郎「Aはいいの」
………なんで私ならいいの…?
『…そういば…不死川さんの笑顔…優しかった…』
…初めて不死川さんの笑顔見た時
この人、笑うんだなって思った(失礼)
無一郎「………。不死川さん、ここに来たの?」
『えっとね…三森さんに絡まれてたら助けてくれて…腕引っ張られて部屋に連れてってくれて…不死川さん、私のペースで頑張ればいいとか…励ましてくれた…』
無一郎はなぜか私の手を握った
『……?無一郎…?』
無一郎「…ごめんね。助けてあげられなくて…」
…なんでそんなに悲しそうな顔するの…?
『…いいの。その気持ちだけで…十分…』
無一郎「…ぼ「Aちゅわぁぁぁん!!会いに来たよぉおぉ!!」………」
…善逸…?
無一郎「…なんでここに来るわけ?今、僕がAと話してるんだけど?そもそもAに近づかないでくれない?」
善逸「えっ!?なんで俺こんなに言われなきゃいけないの!?!?」
炭治郎「善逸!急にAさんの部屋に行くのはやめないか!!…って、時透くん?任務終わったんだね!」
無一郎「炭治郎…!!うん!Aの為に早く終わらせたんだ!」
………対応の差激しい…
善逸「待って!?なんで俺のた「うるさい。黙ってて」冷たい!!」
伊之助「猪突猛進!!猪突猛進!!ガハハハ!!A太!ほら!これやる!!ツヤツヤででかいどんぐりだ!!」
伊之助がどんぐりくれた…
伊之助「それあげるから、早く元気になれよ!!!じゃねぇと…その…し、勝負相手がいないだろ!!!」
…私、1回も…伊之助と勝負したことないんだけど…
炭治郎「伊之助は、Aさんが早く回復してくれるようにってずっとそのどんぐり探してたんだ」
え…??私のために…?
伊之助「なっ…!!ち、違ぇ!!た、たまたま見つけただけだ!!」
無一郎「Aはあげないからね」
無一郎は口を膨らませている
この部屋には、(私以外の)優しい笑い声が響き渡った
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瑞穂 - 無一郎、、、、尊い(*-*) (2020年9月21日 16時) (レス) id: 49d46f3ad0 (このIDを非表示/違反報告)
いちご(プロフ) - ちい丸さん» ありがとうございます!! (2020年8月23日 11時) (レス) id: 1a2b2e255a (このIDを非表示/違反報告)
ちい丸(プロフ) - 続編………ジュルリ楽しみにしときます! (2020年8月23日 8時) (レス) id: c25bd40f8b (このIDを非表示/違反報告)
いちご(プロフ) - ついでに頭も拘束しm((殴 (2020年8月22日 20時) (レス) id: 1a2b2e255a (このIDを非表示/違反報告)
みかんといちご - (・Д・)ケッ…アイツ…脱走しやがった…手を拘束してあげたいです←アイツとは悪女?の覚えてない名前です (2020年8月21日 5時) (レス) id: 085b083a26 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:月苺 | 作成日時:2020年7月7日 20時