霞柱は惚れさせたい弐【時透無一郎】

陸拾伍 ページ16

『あの…善逸…』



善逸「Aちゃん、どうしたの？」



『あの…なんで手を握ってるの…？』



別に、嬉しいとか嫌とか思ってない



ただただ謎だった←



炭治郎「善逸、Aさんに変なことしたら、柱の人たちに怒られるぞ？」



善逸「Aちゃんが寝やすいように手を握ってるだけだよ！べ、別に手小さいとかこのままAちゃんのこと襲いたいとか思ってなんかないよ！！」←←



………何言ってるのかな…



炭治郎「善逸…」



善逸「えっ！な、なんで怒ってるの！？そんな鬼みたいな顔しないでよ〜！！」



………眠くなってきた…←



『』ｽﾔｧ←



炭治郎「Aさん寝たな…よし、善逸。部屋に戻ろうか」ﾆｺｯﾘ



善逸「炭治郎、その笑顔怖い！！「行くぞ」いぃぃいいやぁぁぁああ！！」ｽﾞﾙｽﾞﾙ



『無一郎…』←寝言



善逸がこの後どうなったかは誰も知らない
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姉side


無惨「Aは見つかったのか？」



「いえ…未だに見つかりません。鬼殺隊にいることは確かなので、このまま探します」



無惨「そうか…」



無惨様はその言葉だけを残し、鳴女の琵琶と共に消えた



どうすれば、私の前にAが現れるんだろ



そんなことばかり考えていた



私の大事な妹だから、楽な…痛くない死を選んであげる…



まぁ…Aは嫌がるだろうな…



童磨「あ！奇遇だね〜！！」



「こっち来んな」



私は童磨を蹴飛ばした



童磨「酷くない！？猗窩座殿〜た「近づくな。触るな。消えろ」さっきよりもすっごく傷つくんだけど！？」



そんなこと知るか



そもそもそんなこと思ってもいないくせに



「私は行くから」ｽﾀｽﾀ



童磨「あーぁ、行っちゃった〜、そんなに妹のAちゃんって子の血美味しかったのかなー？どうなんだろうね、猗窩座殿」



猗窩座「知らない、女に興味無い、失せろ。おい、早くこいつを琵琶でどっかに飛ばせ」



童磨「えっ！！ちょっ…それはひ…ﾍﾞﾍﾞﾝｯ」←強制退出



猗窩座「はぁ…あいつの相手は疲れる」

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