柱たちに愛されすぎてもうワケワカメ【鬼滅の刃】

肆拾陸 ページ47

ー無一郎の屋敷ー


ｺﾝｺﾝｯ



ついに1番嫌な人の所か…



無一郎「あ、来たんだ。別に来なくても良かったけど入って。来なくてよかったけど」



…今2回言ったぞこいつ



無一郎「涼一、お風呂に入る？寝る？それとも寝る？」



お風呂か寝るしか選択肢ないんだけど！？



……そういえば、無一郎は折り紙が得意だって師範が言ってたな…



仲良くする気はないけど、師範に…土産話くらい持って帰りたい



水瀬「折り紙得意だって聞いたけど…」



無一郎「え？誰から聞いたの？「師範」っ！！よし！戻ってきたら結婚しよって言わなきゃ！！」



なんでそうなるんだよ



無一郎「まぁ、やりたいならいいよ」



無一郎は引き出しから大量の折り紙を出てきた



水瀬「すごい量…」



無一郎「涼一ってさ、折り紙できるの？」



水瀬「折り紙は得意」



無一郎は「ふーん」と言った



聞いといてふーんはないだろ！



無一郎「涼一はさ、なんで鬼殺隊になろうと思ったの？それに、なんで継子に？」



水瀬「鬼殺隊に入ったのは師範の為。まぁ…親の仇ってのもあるけど…それに、継子になろうと思ったのは、師範から言われたのもあるけど…一緒にいたかったし、師範の役に立ちたかったから」



無一郎「…ほんとにA好きなんだね。まぁ、渡さないけど」



それは俺も同じだわボケ←



無一郎「あとさ…Aと同じ布団で寝たのってほんと？」



…は？なんで知ってんだ？



無一郎「宇髄さんから聞いた」



あんの筋肉ダルマめ…！！



水瀬「寝たって言っても、師範はすぐに寝たし…俺は何もしてない。そもそも俺は好きな人に手荒な真似はしない」



無一郎「ふーん…じゃぁ…僕がAと寝ても問題ないよね？」



頭ぶっ飛んでるのか？



水瀬「ダメに決まってんだろ」



無一郎「涼一と歳そんな変わんないよ」



そういう問題じゃないわ！



水瀬「…てか、なんで紙飛行機ばかり作ってんだ…？」



無一郎「特に理由はないよ。ただなんとなく。涼一は色んなの折ってるんだね。折り紙得意だってことはほんとだったんだ」



無一郎はそう言うと、紙飛行機を飛ばした



………飛びすぎじゃね？



無一郎「さ、ご飯でも食べる？それとも寝たい？」



水瀬「だから、なんで寝る方向に向かってんだよ。ふろふき大根でいいんだろ？師範から好物聞いてた」



無一郎「料理できるんだ…」



……とことん失礼なやつだな…

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