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「どういたしまして。」
零くんは優しい笑顔でそう言った。
床はフローリングではなくスポンジマットがあった。
「ここは、歩美達がやったの!」
壁には、色々な写真が乗せてあった。
「これは、蘭とあたしと工藤くんでやったのよ!」
『みんな、本当に、本当にありがとう…っ』
赤ちゃんを産んでから、私は涙もろくなった。
ポロポロと涙を流しながらお辞儀をすると、柚雨と怜太がにへぇっと笑った。
「こら、A。
みんな、Aに泣いて欲しいんじゃなくて笑って欲しいんだぞ」
『そっか』
涙を拭いて笑顔を見せた。
、
、
数日後
マンションから一軒家に引越し、一軒家の良さがわかってきた。
どんなに床をドンドンしても何も怒られないこと
これは本当に本当に助かった。
「うわぁあんっ」
『こら!怜太!柚雨をいじめちゃダメでしょ!』
怜太が、柚雨のものを取ったのだ。
この歳からそういうことを覚えちゃうの?
そんなことを考えていたら、着信音が
『もしもし』
「あ、Aさんですか!
あの、もし宜しければでいいんですが……」
電話の相手は風見さんだった。
『わかりました。お昼頃にそちらへ伺います。』
「ありがとうございます!」
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ゆきの - 素敵なお話ありがとうございました!最後まで読んでとても面白かったです。 (2020年3月27日 20時) (レス) id: c216add8b4 (このIDを非表示/違反報告)
玄ちゃん(プロフ) - ぱるるさん» いえいえです(*´・ω・`) 了解です!楽しみに待ってます(*´∇`*) (2019年11月10日 9時) (レス) id: b03705665b (このIDを非表示/違反報告)
ぱるる(プロフ) - 玄ちゃんさん» 約半年も待っていてくださりありがとうございます!!なるべく一日に1話、遅くても1週間に3話は書きたいと思います本当にありがとうございます (2019年11月10日 0時) (レス) id: 5de34ee8c2 (このIDを非表示/違反報告)
玄ちゃん(プロフ) - 更新再開待ってました!作者様のペースで更新していってください!楽しみに待ってます(≧∇≦) (2019年10月15日 23時) (レス) id: b03705665b (このIDを非表示/違反報告)
ぱるる(プロフ) - 玲乃音さん» ありがとうございます。 (2019年10月15日 14時) (レス) id: 5de34ee8c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぱるる | 作成日時:2019年5月14日 17時