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18. ページ19

目を開けると、目の前に白い天井。
病院独特の消毒の匂いがした。





「…Aさん?ち、ちょっと待ってください!!」




どうやら新一くんが付き添ってくれてたみたいだ。


きっと、零くんに言いに行ったのだろう。






ナースコールを押すと、看護師さんが来た。



バイタルチェックなど色々と行い、異常がないか検査する。



「…うん、後遺症はなさそうだね。」









『ありがとうございます。』









「明日には退院できると思うよ。」









『はーい』





何をしようか周りを見ていると病室のドアがドンドンと鳴った。




「A!!!!」




零くんの腕には怜太と柚雨が。









『零くん、怜太、柚雨』




しばらく、4人で抱きしめあっていた。


まぁ、怜太と柚雨はそんな力ないから主に零くんだけだけど。






「…心配した…っ……、松田たちに何度も願ったんだ。Aを連れていかないでくれって」









『この2週間、お疲れ様。空から見てたよ。』





頭をぽんぽんすると、零くんは照れくさそうに笑った。







『それと、陣平くんたちからの伝言。』






一人一人の名前を言って伝言を伝えると、零くんは泣きそうな顔をした。



抱きしめると、肩が濡れてきた。








____お疲れ様、零くん。


そんな気持ちを込めて背中を摩った。







「A、もう絶対離さないから。
絶対こんな目にはあわせない」









『うん。よろしくね?零くん』









「あぁ」






少しだけ目が赤い零くんは私と目を合わせたあとで軽くキスをしてきた。









_________END

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ゆきの - 素敵なお話ありがとうございました!最後まで読んでとても面白かったです。 (2020年3月27日 20時) (レス) id: c216add8b4 (このIDを非表示/違反報告)
玄ちゃん(プロフ) - ぱるるさん» いえいえです(*´・ω・`) 了解です!楽しみに待ってます(*´∇`*) (2019年11月10日 9時) (レス) id: b03705665b (このIDを非表示/違反報告)
ぱるる(プロフ) - 玄ちゃんさん» 約半年も待っていてくださりありがとうございます!!なるべく一日に1話、遅くても1週間に3話は書きたいと思います本当にありがとうございます (2019年11月10日 0時) (レス) id: 5de34ee8c2 (このIDを非表示/違反報告)
玄ちゃん(プロフ) - 更新再開待ってました!作者様のペースで更新していってください!楽しみに待ってます(≧∇≦) (2019年10月15日 23時) (レス) id: b03705665b (このIDを非表示/違反報告)
ぱるる(プロフ) - 玲乃音さん» ありがとうございます。 (2019年10月15日 14時) (レス) id: 5de34ee8c2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぱるる | 作成日時:2019年5月14日 17時

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