元公安の彼女は車椅子に乗っています。 ２

８８． ページ41

この日は、零くんと秀一、私とコナンくんの4人しかあまり話さなかった。


まぁ…ほとんど零くんだったけど。


資料のどおりに計画は進む。


いよいよ、明後日だ。



秀一くんの彼女さんを殺した組織に

新一くんを小さくさせた組織に



今…復讐をしなければ。





、









、


2日後。


昨日と一昨日はあまり眠れなかった。

零くんによると今日は黒の組織全員が集まる日なのだと言う。



「…A。あくまで自分の命優先にしろよ。」









『うん』



何回も何回も零くんに言われた。
きっと、6年前のことを考えているのだろう。



…大丈夫、零くん。

命は落とさない。けど、あなたたちを守りたい。




黒の組織全員が集まっているビルに向かっていく。




ﾊﾟｧﾝｯ!!と、零くんがドアを開ける。

その中にはNOCのキールもいる。



ジンは、元々キールも疑っていたようでキールの行動をすぐ読んでいた。



抵抗しようとしたところに、秀一の狙撃が来る。






4時間にも及ぶ銃撃戦だった。



「…フン、まさか…ここで終わるとは…」




と、ジンは多数の弾丸を浴びて亡くなって行った。



…おかしい、こんなに簡単に終わるわけない。


そう思いあたりを見回していると目にタトゥーを入れていた女の人が零くんに向かって走っていった。


…手に持ってるのは？ナイフ！？




守らなきゃ…！！！！

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