元公安の彼女は車椅子に乗っています。

９． ページ10

哀ちゃんとコナンくんが何を質問してもわからない。

と答えるキュラソー


ひょっとして……記憶喪失？？




怪我もしていて、スマホも壊れてる。





いつから居るのか、どこから来たのかもわからない。






私たち３人は目を合わせた。





「……ちょっと、頭みせて。」






哀ちゃん？？





「大した傷じゃないけど、最近のものね。」




え、待って待って。

この2人、何者？






……哀ちゃん。


考え込んでいると、零くんが言っていたことを思い出した。



シェリー





……どんな人だったっけ。





「お姉さん、他に何か持ってない？」









ポケットの中から取り出したのは半透明の5色のカードを纏めたもの。








「…なんのカードだ？」









「おーい！コナン！灰原！」









「Aお姉さんも！3人の分のチケットも買ってきたよ！」









『あ！！ごめんなさい、阿笠さん！』









「いいんじゃいいんじゃ。
それで、君たちはこんな所で何をしておるんじゃ？」









「ちょうどよかった、博士。
このお姉さん、事故にあってどうやら記憶喪失みたいなの。」









「ほんとうか！新……いやいや、コナンくん！」









新……？？








「あぁ、もしかしたら昨夜の事故に関係が……」

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