元公安の彼女は車椅子に乗っています。

１７．降谷side ページ18

ベルモットに案内されつれてこられたのは倉庫だった。




俺とキールは手首を拘束された。



「我々にNOCの疑いがかけられてるようですね。」









「キュラソーが伝えてきたNOCリストにお前達の名前が入っていたんだ。」









「……キュラソー。ラムの腹心か。」









「ええ、情報収集のスペシャリストよ。」







キールと話してれば、ベルモットが口を挟んできた。




「知ってるようね。」









「外見の特徴は左右で目の色が違う。オッドアイ」









「組織じゃ有名な話よ。」









「昔の好だ、素直に吐けば苦しまずに逝かせてやるよ。」









「…ふっ、僕達を暗殺せず拉致したのはそのキュラソーとやらの情報が完璧ではなかったから。
違いますか…？」









「…ふん、さすがだな。バーボン」









「NOCリストを盗んだまではよかったけど、警察に捕まり、逃げる途中で事故を起こした。」









「挙句、記憶喪失と来たもんだ。」









「じゃあ、キュラソーを奪還して、NOCリストを手に入れるべきじゃないの！？
ジン！我々が本当にNOCかそれを確認してからでも遅くはないはずよ！」









「…確かにな。だが……」



ジンが立ち上がる。

ベレッタを俺たちに向けた。







「疑わしきは罰する。それが俺のやり方だ。

…さぁ、裏切り者の裁きの時間だ。」









ﾊﾟｷｭﾝｯ!!!





「…くっ……」









「キール！！」









「オラ、どうしたキール。続けろよ。
手錠を外してぇんだろ？」






どうやら、手錠を外そうとしていたのがバレていたらしい。






「まだ、容疑者の段階で仲間を…！！！」









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もうすぐ、令和ですね。

いやぁ…降谷さんの時代です！！！

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