元公安の彼女は車椅子に乗っています。

５． ページ6

『出来た！！』


鏡を見せると、3人とも喜んでくれた。









「Aさん、将来いいお母さんになりそうですね！」









「料理も上手で容姿も完璧。こりゃあ安室さんが惚れるわけだね」









「Aお姉ちゃん、ありがとう！
コナンくんに見せてこようかな。」









『うんうん！』








みんながテントから出ていったと同時に零くんが入ってきた。









『透くん？』









「…伝えたいことがありまして。」







耳元で言われたこと。







「……例の組織が動き出す。
どれ位で帰って来れるかわからない…、待っててくれるか？」









『もちろん』









軽い口付けをして、私と零くんは外に出てきた。



『あれ、蘭ちゃんは？』









「旦那とお話中よ。相変わらずラブラブなんだから！！」









『青春だねっ、』



周りを見渡すと、もう一人いなかった。

コナンくん……どこいったんだろ？？？








蘭ちゃんが電話が終わるとコナンくんが帰ってきた。







……なんなんだろう。

この感じ。






「……！！……っ…！A！！」









『はいっ！！！！……えっ？』









零くんの声に公安のときを思い出してしまった。








「大丈夫か？」









『うん、大丈夫。』







まさか。









………まさかね。






そんなこと、あるはずない。


ありえない。







私は、頭の中に浮かんだ仮説を無理やり沈めた。




コナンくんが蘭ちゃんの幼馴染だなんて。


そしたらどうやって小さくなるの。

説明がつかないじゃん。








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気づきそうなもんなんですけど……。と個人的には思ってしまいますね。


それではこれから、純黒の悪夢に入っていきます。

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