０１．余命宣告 ページ2
「…肺がんが思ったより進行しております。」
「そ、そんなっ…」
息苦しさに耐えかね、病院に来た。
そこで受けたのは。
「…娘さんの命は1週間持つかどうかです」
余命宣告だった。
隣で、お母さんは泣き崩れた。
「…Aさん、どうしますか。
入院するか、1週間を自由に生きるか。」
そんなこと、決まっている。
『1週間自由にさせてください。
やりたいことを、果たしてきます』
「入院した方が、余命は伸びるかも……」
『…いいんです。
これが、自分の運命。
その運命から目を背けたくない』
「そうですか。
頭が痛くなった時のお薬を準備しておきます。」
「…Aっ……、ごめんね。気づいてあげられなくてごめんね」
『いいよ、お母さん。
大丈夫だから、泣かないで』
お母さんとは裏腹に、私は割と落ち着いていた。
いや、落ち着いてるように見えるだけ。
本当は、私も泣きたい。
でも泣いたら、心配させてしまうから。
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レイ - 涙がでてきたぁぁ！なぜいきているのぉぉぉ？！それがしりたい (2019年8月23日 13時) (
レス) id: 91777e8ddd (このIDを非表示/違反報告)
キリンロング - 良い話だァ。これからも頑張って下さい。 (2018年7月29日 2時) (レス) id: 390c1ef0c5 (このIDを非表示/違反報告)
蒼井涙 - ぱるるさん» 頑張ってください！ (2018年6月16日 16時) (レス) id: 146c34130b (このIDを非表示/違反報告)
ぱるる(プロフ) - 蒼井涙さん» ありがとうございます。これから更新します！ (2018年6月16日 16時) (レス) id: 5de34ee8c2 (このIDを非表示/違反報告)
蒼井涙 - まだ少ししかあげられてないようですがそれだけでも面白いです！これからも頑張ってください！応援してます！ (2018年6月16日 16時) (レス) id: 146c34130b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぱるる | 作成日時：2018年6月16日 16時
