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12.昔話 ページ13

私は、公安だった。

零くんと景光くんと同じ。




『ふああああ、眠いよぉ、ねむーーーい』







「じゃあ、寝てくるか?」






『いいの?まだ書類残ってるけど。』







「眠い眠い言われるよりは1時間くらい仮眠とってこい。」







『やったー!零くん優しい!だいすき!』








「うるさい。」








『きゃー!照れてる!』






……そう、こんな日常がいつまでも、いつまでも続くと思っていた。









ある日。



「A班とB班は俺の後についてこい!!!


C班はそこで待機だ!」







「「「「『はい!!!』」」」」




国際麻薬組織との勝負だった。



『公安よ!!!出てきなさい!!』




パンッパンッ!!!


2時間にも及ぶ銃撃戦で私たちは勝ったのだ。


そう。

油断したその時だった。








「くっ…くそおおおお!!!!!!」




残っていたひとりが最後の抵抗として機関銃を打ち始めた。





『零!!!危ないっ!!!』





ズシャアアアアッと、零くんを抱きながらスライディングした。

その瞬間、異様な痛みで意識が途絶えた。




「A!!A!!
すぐに救急車を手配するんだ!!はやく!」





降谷side



『零!!!危ないっ!!!』




その声に応答する前に俺は、Aに抱きつかれていた。


自分の手を見ると血が。




俺は怪我をしていない。Aか!?






「A!!A!!
すぐに救急車を手配するんだ!!はやく!」






俺のミスだ。

俺がもう少し気を配っていれば。




「…無事でいてくれよ。A」





俺には、お前が…お前が必要なんだよ。

13.昔話 降谷side→←11.



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ぱるる(プロフ) - ののいろ系女子さん» 読んでいただきありがとうございます。 (2019年4月21日 13時) (レス) id: 5de34ee8c2 (このIDを非表示/違反報告)
ののいろ系女子 - ヤバイもうこの時点で泣いた (2019年4月21日 7時) (レス) id: 8fb3eabd58 (このIDを非表示/違反報告)
ぱるる(プロフ) - 美香さん» はじめましてです!読んでいただきありがとうございます。そのお話も本作で出す予定ですのでお読みください! (2019年4月20日 23時) (レス) id: 5de34ee8c2 (このIDを非表示/違反報告)
美香 - 初めまして!続き頑張って下さい!夢主ちゃん、秀と仲いいんだ、アメリカに出会っているからかな? (2019年4月20日 23時) (レス) id: eb4cd069f4 (このIDを非表示/違反報告)
ぱるる(プロフ) - あいりさん» 初コメありがとうございます。こちらこそ、読んでいただき光栄です。土日しか更新できなく、とても話の展開は遅いですが、ご了承ください。ありがとうございます。 (2019年4月20日 19時) (レス) id: 5de34ee8c2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぱるる | 作成日時:2019年4月19日 22時

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