【妖怪ウォッチ】元祖本家の反応集

っていう夢を見させてみた ページ9

.(前回の続き)






〇土蜘蛛

「ッは、はは。現実はそう甘くはないということか。」

どこか狂ったように笑いながら顔に手を置く。ずっと寝れなかったのはこの夢を見るからだったのだと、起きてから気付いてしまった。

「我ながら、滑稽だな。」






〇大ガマ

「走馬灯なら良かったのに、そうしたら会えんのかな」

頭にこびりついた貴方の笑顔が忘れられなくて末期思想に片足を突っ込んでいく。その目はかつての輝きを失って、どす黒い濁った色となる

「(そうでも考えてなきゃ、やっていられない。)」





〇オロチ

「あ、ああ………A？」

夢と現実が混濁して目の前に一瞬Aが見えた気がした、が直ぐに虚空になって襲いかかってくる鬱々とした気分にどうすることも出来ない

「(駄目だ、逃げたい等と。許されるはずがないのに)」





〇キュウビ

「…最悪。」

唸るように呟いて近くにいた妖怪たちは恐れるあまり逃げ出すほどだ。そしてキュウビ1人だけの空間になった時、木々の揺れる音だけが無常にも響いていた

「ただの夢でこんなにもかき乱されるなんて。心底気に食わないねェ…。」




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