愛し方が穿っている彼ら ページ36
.(恋愛要素ないし倫理終わってるしお腹すいて来た)
〇土蜘蛛
先週はたまたま歩いててぶつかったおじさん、一昨日は吠えてきた近所の犬、そして今日は貴方のことをバカにしてきた先輩。土蜘蛛にそれとなく愚痴るとその翌日には行方不明になっている。「そんな事してなんて言ってない。」と貴方は訴えた。
「...そんなにソイツらが大事か？Aにこんなにも尽くしている吾輩を差し置いて。」
ジッ...と目を見開かせ、首に添えられた土蜘蛛の手に力が入る。まさに嫉妬に狂った顔をして、怒りを惜しみなく現してるのがもがいていてもしっかりと捉えることが出来た。
「何故吾輩を見ない、何故お主は殺したヤツを想う。...身内を殺せば吾輩の事を見てくれるのか？」
〇大ガマ
「A〜聞いてくれよぉ、また腕やっちまってさ。」
これ、と反対方向に曲がった腕を雑に揺らすから、なんだか心が痛くなって自然と大ガマをそっと抱きしめた。大ガマは意外だったのか少しの間シーン...と静かになる
「...はは、なんだA心配してくれてんのかぁ？可愛いとこあんじゃねぇか。」
わしゃわしゃ撫でる手は雑であったが嬉しさを誤魔化すようなやり方だったから貴方もなんだか照れくさくなった
「(...ほんとカワイイなぁ。次は目でも落として来ようか、そしたらコイツはどんな風に心配してくれるんだろうな)」
〇オロチ
「何故わからない？外は危険がたくさんあるんだ、ここに居れば何も怖いことは無い。」
貴方の腕にがっしりと掴んで離さないオロチの手と何回聞いたか分からないその言葉が視界をぐるぐるさせる。「ごめんなさい」と泣きそうになるのを必死に堪えてオロチに言った
「...すまない、私もAに酷いことをさせたい訳では無い。......ただ、守りたいだけなんだ。」
わかってくれ、そう言って貴方の両手を優しく包む。...このやり取りがあと何回続くか分からない恐怖に、貴方は薄ら笑うしか無かった。
〇キュウビ
「キミって本当にバカだねぇ、そんなことも出来ない人なんて見たことないよ。」
ハッ、と貴方を見下ろし
「...安心しなよ、ボクはキミとずぅっと側にいてあげるからさ。」
突如、心に染み込んでくる言葉が視界を
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取り越し苦労(プロフ) - 成葉(ナルハ)さん» コメント拝見しました、書き忘れですね。その時とち狂っていたのかそのまま投稿していた様です、大変申し訳ありません。 (5月5日 0時) (
レス) id: d420a0169b (このIDを非表示/違反報告)
成葉(ナルハ)(プロフ) - 取り越し苦労さん» 初めまして。質問なのですが、「庇って気絶して数日後に目が覚めた」は書き途中でしょうか？それとも全員分あるけどバグで途中までになっているのでしょうか？確認をお願いしますm（_ _）m (5月4日 10時) (レス) @page27 id: a0fdd2e6b5 (このIDを非表示/違反報告)
取り越し苦労(プロフ) - 森宮さん» コメント拝見しました、いい曲ですよね。そしてありがとうございます、他にも素敵な方々がいらっしゃるので頑張っていきたいなと思います！ (4月27日 1時) (レス) id: d420a0169b (このIDを非表示/違反報告)
森宮(プロフ) - 愛及屋烏知ってるんですね...私その曲好きです‼︎あとその曲をさりげなく小説に入れる作者様天才すぎ (4月26日 18時) (レス) @page32 id: 83b124b523 (このIDを非表示/違反報告)
取り越し苦労(プロフ) - たまもさん» コメント拝見しました、こちらこそ読んでくださり感謝しかないです！喜んでいただけて何よりです！ (1月23日 0時) (レス) id: d420a0169b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：やさしくなりたい | 作成日時：2024年1月22日 1時
