庇って気絶して数日後に目が覚めた ページ27
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〇土蜘蛛
「...A、おい、おい、こんな所で死ぬな...!!」
庇った時に受けた傷の痛み凄まじくて、土蜘蛛に服を強く揺さぶられても、彼から言葉をかけられても、感触が、言葉がわからなかった。それから意識が飛んで......
次目を覚ました時、白い天井が見えて、ここはどこだと起き上がろうと体を動かした瞬間、部屋の扉が開いた。
「......A、意識が...戻ったのか?」
目を見開いて、小走りでこちらに駆け寄り、彼の手が確かめるように頬に触れた。次第にその温かさが伝わってきて、それをもっと確かめたくて、そっと両手を伸ばした。
〇大ガマ
「...Aッッ!!」
敵からの攻撃を庇ってかなり遠くまで吹き飛ばされる、
その後次に見たのは自分の腕に刺さった点滴と目の前の扉がカラカラ...と開いて入ってくる大ガマの姿。
「...夢じゃあ、ねぇよな。」
わざわざほっぺたを引っ張って確認する大ガマが面白くてつい笑ってしまうと、大ガマは「起きんのが遅せぇよ...」と涙をホロリと流した。
〇オロチ
「なぜこんな危ないことをしたんだ...ッ、A...!」
オロチは肩を揺すって貴方の意識を留めようする、だが頭からドクドク垂れる血が多いのか視界が悪くて眠ってしまいそうな心地で、ついに目の前が暗くなった。
...何かの感触が手に伝わってくる。じんわりと暖かくて、よく知っているもののような...そんな感じがして、ゆっくりと目を覚ます。
「...A、目が覚めたのか。...おはよう。」
感触の正体はどうやらオロチのものだった。前よりも手に傷が増えているようで、お互い言いたいことはたくさんあるが...ひとまずは「おはよう」と返した。
〇キュウビ
「...は?なんでキミが、」
...ただ、キュウビのことを守りたくて...ごめんなさい。と息も絶え絶えの中そう言い、キュウビがどんな顔をしているのかもわからなかったが強烈な眠気には耐えられずフェードアウトした。
意識が戻ったあとに居たのは病院であった。だがすぐにキュウビは現れることはなく、ある夜のぐっすり眠っている時にキュウビは貴方のベッドに腰掛けていた。
「キミは想像以上にバカなんだから、助けてくれてありがとうなんて言ってあげないよ。...はぁ。」
.途中で抜け殻になってすみませんでした。
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取り越し苦労(プロフ) - 成葉(ナルハ)さん» コメント拝見しました、書き忘れですね。その時とち狂っていたのかそのまま投稿していた様です、大変申し訳ありません。 (5月5日 0時) (レス) id: d420a0169b (このIDを非表示/違反報告)
成葉(ナルハ)(プロフ) - 取り越し苦労さん» 初めまして。質問なのですが、「庇って気絶して数日後に目が覚めた」は書き途中でしょうか?それとも全員分あるけどバグで途中までになっているのでしょうか?確認をお願いしますm(_ _)m (5月4日 10時) (レス) @page27 id: a0fdd2e6b5 (このIDを非表示/違反報告)
取り越し苦労(プロフ) - 森宮さん» コメント拝見しました、いい曲ですよね。そしてありがとうございます、他にも素敵な方々がいらっしゃるので頑張っていきたいなと思います! (4月27日 1時) (レス) id: d420a0169b (このIDを非表示/違反報告)
森宮(プロフ) - 愛及屋烏知ってるんですね...私その曲好きです‼︎あとその曲をさりげなく小説に入れる作者様天才すぎ (4月26日 18時) (レス) @page32 id: 83b124b523 (このIDを非表示/違反報告)
取り越し苦労(プロフ) - たまもさん» コメント拝見しました、こちらこそ読んでくださり感謝しかないです!喜んでいただけて何よりです! (1月23日 0時) (レス) id: d420a0169b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:やさしくなりたい | 作成日時:2024年1月22日 1時