ストレス１９ ページ19
相澤「【ストレス変換】か……。
なぜ個性届に本当のことを書かなかったんだ？」
硝子「書いたのは母です。口止めされたので」
相澤「…………なるほどな」
相澤先生がふうとため息をつく。
相澤「休み明けに書類渡すから申請し直しなさい。
安心しろ、お前の“個性”を知るのは教師陣だけだ」
硝子「わかりました」
別に“個性”を知られてもいいんだけど。
母親はうるさいだろうが、もう実家暮らしではないから関係ない。
相澤「話は変わるが……」
硝子「？」
相澤「ここからはお説教だ」
硝子「…………」
相澤「あからさまに嫌な顔しない」
どうやら顔に出ていたらしい。
相澤「お前一番最初にワープされただろ。
ひとかたまりになって動くなって言ったのに」
硝子「……ごめんなさい」
相澤「素直でよろしい。
“個性”で治せるからって好戦的すぎる。
もっと自分を大事にしなさい、いいね？」
硝子「……………………はい」
相澤「声が小さい。あとお前そんな顔できるんだな」
どんな顔をしてるかは想像がつく。
多分、しわしわな顔してそう。
相澤「あとは……俺を助けてくれてありがとう」
硝子「っ」
ぽん、と頭に手が置かれる。
パッと反射的に顔をあげると相澤先生と目が合った。
じわじわと伝わる熱が現実を教えてくれる。
自然と顔がほころんでいた。
硝子「最初に助けてくれたのは先生だよ」
この世界はヒーローがいるのに、
救いを求めても誰も助けてくれやしない。
むしろ、ヒーローがいるからと普通の人は見て見ぬふりする。
でも、先生は。
先生だけは私に気づいてくれた。
そんなあなたがいたから、私は
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肩ｺﾘｺﾘｺﾘｰﾅ(プロフ) - りら。さん» ありがとうございます！私が読みたくて書き始めたんですが、予期せず、たくさんの方に読んでいただけて嬉しいです☺️コメントありがとうございます👏 (2023年1月1日 21時) (
レス) id: 1c6c46020b (このIDを非表示/違反報告)
りら。(プロフ) - 過去一っていうのはこれまで自分が見てきた夢小説の中でって意味です💦 (2023年1月1日 21時) (レス) id: 2d683a5810 (このIDを非表示/違反報告)
りら。(プロフ) - 過去一面白いです！更新楽しみにしてます！！ (2023年1月1日 21時) (レス) @page48 id: 2d683a5810 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：肩ｺﾘｺﾘｺﾘｰﾅ | 作成日時：2022年12月24日 23時
