セコム４６ ページ46
恋柱「いらっしゃるまで、とりあえず待ったほうが……」
恋柱の言葉に、今まで反論した者達が口を噤む。
ふっふっふ……知ってるぞ、私は。
柱は『お館様』という言葉にめっぽう弱い。
そして、柱の中でも笑顔が可愛らしく愛想も良い恋柱にも弱い。
この同時攻撃の打撃は堪えるだろう。
へっへっ、自分達が妹のように可愛がっている恋柱の前で大人気なく振る舞ったことを恥じろ、クズ柱共が！！
炭治郎「妹と俺は戦えます！
鬼殺隊として、人を守るために戦えるんです！！
だから……っっ！！！」
？「おいおい、何だか面白いことになってるなァ」
誰かが炭治郎様の言葉を遮った。
全員の視線が一人の男に降り注ぐ。
そして、私は絶句した。
隠１「困ります、不死川様！
どうか、箱を手放して下さいませ！！」
隠の怯え焦った声が聞こえる。
だが、私はそれに構うことなく一点を見つめた。
不死川「鬼を連れてきた馬鹿隊員はソイツかいィ？
一体全体、どういうつもりだァ？」
A「ッ……！！！！」
体の底から怒りが湧いてくるのを感じる。
その中には、禰豆子様が。
真っ暗な暗闇の中で、
兄の体温すら感じられず、
浮遊感と不安に包まれている。
それを……まるで玩具のように片手で扱うだなんて……っ！！
＿＿＿＿＿＿ガシッ！
柄を握りしめる。
耐えろ、耐えろ、耐えろ……っ！
そう念じながら、私は血眼で風柱を面の中から睨みつけた。
時透「(っ……殺気凄いなぁ)」
胡蝶「不死川さん、勝手なことをしないで下さい」
不死川「鬼が何だって坊主ゥ。
『鬼殺隊として鬼のために戦える』ゥ？
そんなことはなあ……」
それ以上は話すな。喋るな。口をとざせ。
やめろ。やめロ。やメロ。ヤメロッ。
不死川「有り得ないんだよ、馬鹿がァ！！」
A「！！！！」
刀が、箱に突き立てられる。
その時、微かに悲鳴が聞こえた気がした。
話せない禰豆子様の悲痛な声が聞こえた気がした。
真っ赤な血が大量に箱から流れ落ちる。
『A』
その時、『誰か』が私を呼ぶ声がした。
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ただの鬼滅ばか - 容姿をもう少し詳しく教えて欲しいです、例えば何色の髪や隊服のいじりなど(長くてすいません)(｡-_-｡) (2020年1月10日 17時) (
レス) id: bb28f730c6 (このIDを非表示/違反報告)
らい - と、思ったら違いました！よんだでいったらわかりました(汗) (2019年11月24日 23時) (レス) id: 5bd8ec40a6 (このIDを非表示/違反報告)
らい - 面白いですね!ちょっとねずこ襲ったのはおどろいたけど。そこらへん、義ゆうさんのことちゃんと信じてなかったのかな…とかw (2019年11月24日 23時) (レス) id: 5bd8ec40a6 (このIDを非表示/違反報告)
涼野柚希(プロフ) - ぎゆーさんの不器用な(？)優しさですかね！“(´；ω；｀)”もう好き (2019年11月18日 0時) (レス) id: f110a7e8c9 (このIDを非表示/違反報告)
もち(プロフ) - 護りたい存在（まだ未熟で一人前ではないお前に、責任を負わすことは出来ない）からと思います。 (2019年11月18日 0時) (レス) id: b6f6cd0928 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：渡邉 なちゅ。 | 作成日時：2019年9月24日 20時
